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今年の流行語大賞に思う

2005-12-02 | 時事その他雑感
「想定内(外)」にしても、かつての武部幹事長の「サプライズ」にしても、
もともとは証券アナリスト・ファンドマネジャー用語のようなもの。

アナリストの業績予想と実際の企業決算の着地とを比較して、
許容できる範囲か否か、で「想定内」や「サプライズ」を使い分けていましたから。

ホリエモンは「ライブドア」という名の「堀江ファンド」の
チーフポートフォリオマネジャーですので、彼がこの言葉を使うことには
全く違和感ありません。

ただ、この1年、特に株式市場では、
株式ネット取引が完全に市民権を得て、一億総ファンドマネジャー時代。
村上ファンドに代表されるように、私の中では、思考様式まで影響を与えたことも
踏まえ、今年の流行語は「ファンド」であったのではないかと思う。


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<流行語大賞>「小泉劇場」「想定内(外)」に

 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(自由国民社主催)に
武部勤・自民党幹事長の「小泉劇場」と、
堀江貴文・ライブドア社長がニッポン放送株問題で連発した「想定内(外)」
が選ばれ、1日、東京都内で表彰式が行われた。
同賞は昨年12月から今年11月にかけて生まれた新語や流行語の
「発生源」を表彰する。

 「小泉劇場のプロデューサー兼演出家」として衆院選で自民大勝に導いた
武部幹事長は「小泉劇場を小泉オペラにまで盛り上げていきたい」と喜びの言葉を述べた。
一方、衆院選に出馬して、小泉劇場で自ら「刺客」も演じた堀江社長は
「まさかこんな言葉が選ばれるとは。私にとって想定外」と笑いを誘った。

 新語・流行語に選ばれたトップテンは以下の通り。(大賞を除く)
 クールビズ(小池百合子環境相)▽刺客(受賞候補者辞退のため受賞者なし)
▽ちょいモテオヤジ(中年男性向け雑誌「LEON」の岸田一郎編集長)
▽フォーー!(レイザーラモンHGさん)
▽富裕層(すみしんウエルスパートナーズの田中嘉一社長)
▽ブログ(ブログ本「鬼嫁日記」作者のカズマさん)
▽ボビーマジック(プロ野球千葉ロッテのボビー・バレンタイン監督と
サブロー、今江敏晃両選手)
▽萌え~(東京・秋葉原のメイドカフェ「完全メイド宣言」グループ)【冨所卓也】
(毎日新聞) - 12月1日21時19分更


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