◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

♪ぱっと サイゼリヤ~

2005-09-18 | 「お寒い笑い」系雑感
昨晩、お笑い番組を漫然と見ていましたら、
芸人・長井秀和が
「女子高生のブッチャケ話の9割は
『サイゼリヤのミラノ風ドリアはおいしい』なんだ!」
というネタをやっていました。


その瞬間、昨年まで株式アナリストとして
サイゼリヤ・ウォッチャーを担当していた私は、
同社・正垣社長のいくつかの名言を思い起こしていました。


「人類はイタリア料理を食べることになっている」
「おいしい、ということは食べ続けられるということ」


おいしいもの=食べ続けられるもの、と私も思います。
しかし、女子高生が食べ続けている理由は、
別のところにあるのでしょう。
ズバリ、食事系メニューで最も安い(確か290円)から。


サイゼリヤは店によっては、「学生の溜まり場」化している
という話をよく聞きました。
私からすると、すごくもったいない無い話です。
というのは、この会社の食材にかける「こだわり」は
外食業界で屈指のものだと思うからです。

提供する食事のクオリティの高さと、
それに無頓着な学生などの消費者。

このミスマッチが担当者として非常に歯がゆかったのです。


そんな中での、長井秀和によるサイゼリヤネタ。
全国ネットの高視聴率番組で紹介されたわけですから、
広告効果は抜群でしょう。
株価もひょっとしたら上がるかもしれません(考えすぎですか)。
でも、またぞろ学生が押し寄せてくるのでしょうか。

それとも、長井本人が、サイゼリヤのCMキャラクターを狙っていて
そのアピールかも知れません。
だとしたら「気をつけろ!!」。


もしCMをやるんだったら
その時のCMソングはやっぱり
小林亜星氏による新興産業「さいでりあ」
をパクるしかないでしょう。
この記事のタイトルのように。
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