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2014年展望 「ハッピー、ラッキー、ウィスキー!」

2013-12-30 | 会計・株式・財務
どうでもいい話ではあるが、私はちょうど1ヶ月前、公認会計士協会東京会主催の「秋の実務スキルアップ集中ゼミ」に参加した。参加した理由は簡単で、受講料が無料であったことと土曜日開催で出やすかったこと、秋葉原開催なので帰りにブックオフに寄れるからだ。

受講したのはブログネタになりそうな「公認会計士のためのセミナー講師養成研修」「プレゼンテーション能力養成研修」など。
会場に行ってみると、確かに「話下手っぽい」先生方がたくさん集まっており(失礼!)、会計士という職種の人は自己を客観的・冷静に評価できる人が多いんだなぁ~と改めて感じた次第。

セミナー講師研修で印象に残ったのは、やはり第一印象の重要性
釈迦に説法ではあるが、メラビアンの法則(俗流解釈)によると、人の印象は、
 目から判断される要因55% →表情・態度・身だしなみ
 耳から判断される要因 38%
 言葉(話の中身)から判断される要因7%
と「目から判断される要因が非常に大きい。

さらに、相手に自分を受け入れてもらう=相手に好印象を持ってもらうためには、「声」と「表情」で説得していく必要がある。

ということで学校の放送部がやるような「アエイウエオアオ」等の発生練習を行い、続いて次のフレーズを大きな声で唱和させられた。
「ハッピー、ラッキー、ウィスキー!」「ハッピー、ラッキー、ウィスキー!」
この言葉を発すると、口角が上がり明るい表情になるそうだが、実際にやって思ったのは、単に気恥ずかさから照れ笑いになって笑顔になるというのが実態に近いということ。


さて、時は流れて年末。
日経ビジネス12月30日号に「2014年 これが売れる」という特集があり、これを読んだ私は、ひょっとしたら2014年はまさに「ハッピー、ラッキー、ウィスキー!」な1年になるのでは?と直感した。同誌の予測と3つのキーワードを(強引に)結びつけるとこうなる。

ハッピー
日本はバブル前夜(私も同感。来ていますよこれは。)スキーブームの再来の可能性。実用性のないシュールな商品が売れる可能性も。懐かしの浮かれたバブル景気はまさにハッピー気分。

ラッキー
法改正・税制改正での恩恵を受けるビジネス、例えば育休3年など法規制関連ビジネス、東京五輪決定も実にラッキーで今後6年間、五輪関連ビジネスの盛り上りが期待できる。接待交際費の損金算入はサラリーマンにラッキー。

ウィスキー
バブルの宴。2014年以降、大企業も交際費の50%を経費で処理できるようになる。東京・銀座など会社員御用達繁華街の復活。



なお個人的には、短期的に消費税率の差額を狙った「金投資」が鉄板投資として注目されるんでしょうね。つまり、金売買では売り手に消費税分も入ってくるので、税率5%の時に買って、8%になった後に売れば、本体価格が変わらなければ(この前提が重要であるが)、3%分のサヤが抜けるというもの。果たして目論見通りに儲けられるか、要注目だ。



ともあれ、2014年は皆さんにとって「口角が上がる」年になることを祈念したします。
良いお年をお迎え下さい。


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