お疲れ様です。
29日付の日刊スポーツに以下のような記事が掲載されました。
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「JIN」映画化!大沢らキャストも同じ2010年1月29日
TBS系連続ドラマで最終回の平均視聴率が25・3%(関東地区、関西地区は
18・3%、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率をマークした「JIN-仁-」が
映画化されることが28日、明らかになった。
今年夏にクランクインして、来年公開される予定だ。
昨年10月期に放送された同ドラマは全11話で平均19・0%の視聴率をマーク。
最終回の視聴率は、昨年の民放ドラマでは最高の瞬間最高視聴率は29・8%を記録した。
TBSには放送終了直後から、映画化を要望する声が殺到、調整に当たっていた。
主演はドラマと同じく大沢たかお(41)。中谷美紀(34)綾瀬はるか(24)
内野聖陽(41)などの豪華キャストも同じままだ。現代から江戸時代末期に
タイムスリップした大沢演じる外科医・南方仁が、満足な医療器具のない中で、
孤独と戦いながら人々の命を救っていく。
その中で、綾瀬演じる旗本の娘・咲、中谷演じる花魁(おいらん)野風、
現代に残してきた恋人未来(中谷2役)との恋模様、
さらに坂本龍馬、勝海舟ら歴史上の英雄との交流を描く。
昨年12月20日放送の最終回のラストで、仁が再び転落しそうになったところで終了。
再びのタイムスリップを予感させたことで、映画化への布石と見られていた。
TBS製作の映画は、今年は12月にSMAP木村拓哉(37)主演の話題の大作
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の公開が控えている。
話題作に次ぐ、人気連ドラの映画化で今年末から来年にかけての映画界を席巻する。
(引用終わり)
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お分かりでしょうが、私もJIN-仁-のファン。
「三丁目の夕日」以来でした。これだけハマったドラマは。
第一話から全て録画をしましてもう数度見直しております。
MISIAの歌った主題歌も壮大なスケールで気に入っています。
まだご覧になっていない方は騙されたと思って、
是非レンタルDVDでご鑑賞ください。そのうち出ると思いますので。
MISIA - 逢いたくていま (Official PV) TBS系ドラマ日曜劇場「JIN-仁-」主題歌
さてさて、こうした観測記事に対して、TBS側ではあっさり否定。
ただし、
「最終回の放送後は、お陰様で多くの視聴者の皆様から続編を希望する声を頂きました。
その反響を受け、今後の事に関しては現在検討している段階です。」
と今後何らかの方針が示されそうです。
一応、会計関係のブログなので、TBSの業績の観点から
少し考えてみましょうか。
TBSの上期決算短信の
p.11のセグメント情報をご覧ください。
連結営業利益は29億円あるのですが、稼ぎ頭は「不動産事業」で39億円。
続いて「映像・文化事業」が29億円。大ヒットした映画「ルーキーズ」などが寄与したのですが前年比では▲19億円減。
実は、このうち国内番組販売収入15億円を放送事業の収益に変更しましょうということで移管されてその分が減少していたんですね。
そうした苦肉の策で収益をかき集めた本業の「放送事業」は番組改編がアダとなるなど
▲40億円の営業赤字。
こうした上期の惨状を多少なりともカバーしたと言えるのが「JIN-仁―」だったワケ。
ファンとして確かに続編は観たい。
でも当社経営を長い目で見た場合、一番良いのは映画化ではなく、
水戸黄門のように続編を作り続けていき固定ファンをしっかり掴んで視聴率をガッチリ稼ぐことではないかと思いますけどね。
放送事業の赤字を抑えにいかないと、それこそギャラの安いお笑い芸人による安直なバラエティ番組ばかりになってしまいますから。(すでに手遅れかも)
一方来期に目を移しますと、今期業績に大いに貢献した映画「ルーキーズ」の収益などが一巡する可能性が高く、これをカバーするコンテンツが必要となってくると思われます。
・・・・・となるとやはり、「映画化」になってしまうんですかね。
長期の利益を犠牲にして短期の利益を取りにいくのか。
大げさかも知れませんが、TBSの経営判断が問われるところかも。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」とはこのドラマでの名セリフ。
はたしてTBSはJIN-仁-の映画化で収益悪化を乗り越えられるのでしょうか。
それでは、またいきます。
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29日付の日刊スポーツに以下のような記事が掲載されました。
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「JIN」映画化!大沢らキャストも同じ2010年1月29日
TBS系連続ドラマで最終回の平均視聴率が25・3%(関東地区、関西地区は
18・3%、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率をマークした「JIN-仁-」が
映画化されることが28日、明らかになった。
今年夏にクランクインして、来年公開される予定だ。
昨年10月期に放送された同ドラマは全11話で平均19・0%の視聴率をマーク。
最終回の視聴率は、昨年の民放ドラマでは最高の瞬間最高視聴率は29・8%を記録した。
TBSには放送終了直後から、映画化を要望する声が殺到、調整に当たっていた。
主演はドラマと同じく大沢たかお(41)。中谷美紀(34)綾瀬はるか(24)
内野聖陽(41)などの豪華キャストも同じままだ。現代から江戸時代末期に
タイムスリップした大沢演じる外科医・南方仁が、満足な医療器具のない中で、
孤独と戦いながら人々の命を救っていく。
その中で、綾瀬演じる旗本の娘・咲、中谷演じる花魁(おいらん)野風、
現代に残してきた恋人未来(中谷2役)との恋模様、
さらに坂本龍馬、勝海舟ら歴史上の英雄との交流を描く。
昨年12月20日放送の最終回のラストで、仁が再び転落しそうになったところで終了。
再びのタイムスリップを予感させたことで、映画化への布石と見られていた。
TBS製作の映画は、今年は12月にSMAP木村拓哉(37)主演の話題の大作
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の公開が控えている。
話題作に次ぐ、人気連ドラの映画化で今年末から来年にかけての映画界を席巻する。
(引用終わり)
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JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)村上 もとか,酒井 シヅ,富田 泰彦,大庭 邦彦集英社 |
お分かりでしょうが、私もJIN-仁-のファン。
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さてさて、こうした観測記事に対して、TBS側ではあっさり否定。
ただし、
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その反響を受け、今後の事に関しては現在検討している段階です。」
と今後何らかの方針が示されそうです。
一応、会計関係のブログなので、TBSの業績の観点から
少し考えてみましょうか。
TBSの上期決算短信の
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連結営業利益は29億円あるのですが、稼ぎ頭は「不動産事業」で39億円。
続いて「映像・文化事業」が29億円。大ヒットした映画「ルーキーズ」などが寄与したのですが前年比では▲19億円減。
実は、このうち国内番組販売収入15億円を放送事業の収益に変更しましょうということで移管されてその分が減少していたんですね。
そうした苦肉の策で収益をかき集めた本業の「放送事業」は番組改編がアダとなるなど
▲40億円の営業赤字。
こうした上期の惨状を多少なりともカバーしたと言えるのが「JIN-仁―」だったワケ。
ファンとして確かに続編は観たい。
でも当社経営を長い目で見た場合、一番良いのは映画化ではなく、
水戸黄門のように続編を作り続けていき固定ファンをしっかり掴んで視聴率をガッチリ稼ぐことではないかと思いますけどね。
放送事業の赤字を抑えにいかないと、それこそギャラの安いお笑い芸人による安直なバラエティ番組ばかりになってしまいますから。(すでに手遅れかも)
一方来期に目を移しますと、今期業績に大いに貢献した映画「ルーキーズ」の収益などが一巡する可能性が高く、これをカバーするコンテンツが必要となってくると思われます。
・・・・・となるとやはり、「映画化」になってしまうんですかね。
長期の利益を犠牲にして短期の利益を取りにいくのか。
大げさかも知れませんが、TBSの経営判断が問われるところかも。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」とはこのドラマでの名セリフ。
はたしてTBSはJIN-仁-の映画化で収益悪化を乗り越えられるのでしょうか。
それでは、またいきます。
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