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【ライブドア粉飾祭り】 改正証取法で救われるのか?ライブドア

2006-02-08 | 会計・株式・財務
お寒い中、いつもご覧下さり厚く感謝申し上げます。
昨日でも436名様にご覧頂いており、恥ずかしい限りです。

ライブドアの話題がすっかり少なくなってきましたが、
まだ外しませんよ。この看板。

ところで、ライブドアマーケティング株、強いですね。
セシールの株価がライブMの取得価額(1株1,000円)近辺まで
戻ってきたことが大きいのでしょうか?


さて、本日のネタは日経金融新聞の1面にあった
「ライブドア 被害者救済 改正証取法 使えない?」のご紹介とコメント。
今日は、オチはありません。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・2004年に投資家救済のために改正した証券取引法の規定が、
 ライブドア事件では「使えない代物」との指摘。

■規定の内容

・基準日=虚偽記載などの事実が「公表」された日

・公表日=会社や監督官庁が虚偽記載などの事実を公表した日

・損害額=(公表前1ヵ月間の平均株価)-(その後1ヵ月の平均株価)で推定

  
■ライブドア事件へのあてはめ

 2月7日夜、ライブドアが粉飾決算などに関する自らの調査結果を発表
              ↓
 これを事実の「公表」にあたるとしても、既に株価は暴落してしまっている!!
      (2月7日以前に、公表にあたる行為はなかった模様)
              ↓
      改正証取法による推定侵害額は小さくなる可能性アリ!

■政府の見解と専門家の見方

 政府:桜田内閣府副大臣(参議院財政金融委員会での答弁)
   「(公表日)については、投資家保護の観点から、立法趣旨に応じて
    裁判所が判断する」→「司法の拡大解釈に委ねる」
          ↓
 法律家「公表日の解釈を裁判所に委ねるつもりなら、
     公表の主体を限定したのは誤りだった」(←いいツッコミです)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(コメント)

・凄い規定ですよね。
 立法者のイマジネーションのなさに呆れます。
 これもすぐに改正すべきでしょう。

・この記事を見たときに、単細胞の私は
 「損害賠償訴訟減少→ライブドアにとってポジティブ」と評価しましたが、
  今日のライブドア株、4日ぶりに反落。
  やはり私の見方は義理チョコのように甘い。
  
  日経金融新聞まで読まれている個人投資家さんが
  余りいないこともあるのでしょうね。

・そういえば、明日、フジテレビの05年度第3四半期決算が出ます。
 最近、音沙汰のないフジですが、何らのアクションを見せるのか、
 個人的には注目しています。

 ライブドア関連銘柄の相場が上にも下に激動するとしたら、
 ”きっかけはフジテレビ”。
 この見方は変えておりませんからね。

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2 コメント

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何かアイデアありますか? (dancing-ufo)
2006-02-08 23:26:09


よよよ様



私も薄々感じているそのご指摘。

一方で、少しネタがねぇ・・・。



プリヴェも動かないし、

オメデタの話をしても・・・・。

(顰蹙を承知で言いますと、

 アレってどう見ても弟が兄に喧嘩を

 売っているような・・・。)





小ネタなら随時やっているんですけどね。



個別銘柄では

説明できない株価になっている

ソフトバンクを調べてみようかなー

と思っていますけど。



よよよさんをプロと見込んで、

何かテーマありますか?

逆にご教示ください。

よろしくお願いします。



 

返信する
Unknown (よよよ)
2006-02-08 23:13:04
>ライブドアの話題がすっかり少なくなってきましたが、

>まだ外しませんよ。この看板。



あっ、「そろそろ飽きてきましたね」って言おうかと思っていたところでした。。。

返信する

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