お疲れ様です。
さて本日、この本をブックオフでゲット。
出版されて約1年で105円コーナー入り。
ちょうど読みたいな~と思っていたので、良いタイミングでした。
何故、良いタイミングだったかと言いますと、
この著者が所属している(現在はどうだか分かりませんが)
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(以下JDC信託)が現在、
業績的に非常に厳しい状況にあるためでして・・・・・。
ご案内の通り、
当社は
映画「フラガール」など映画ファンドの組成および
著作権信託の受託者としての役割を果たすなど、
映画大ヒットの立役者でもあったのです。
映画公開が06年9月、その大ヒットを受けて07年10月に上記書籍出版・・・・・。
(この書籍でも映画製作・ファンド組成の裏話・苦心談が披露されておりまして
結構読み応えありました。)
・・・とまぁ、ここまでは良かったのですが、
結局のところ、当社業績はフラガールがヒットしても赤字続きで、
今年に入って元従業員の不正が発覚。
もちろん、継続企業の疑義注記もしっかり付いております。
まさに踏んだり蹴ったり。
そのうえ、足元では・・・・・
11月14日
「2008/11/14 平成21年3月期第2四半期報告書提出遅延に関するお知らせ」
11月18日
開示担当役員 急死 (謹んでご冥福をお祈り申し上げます)
11月29日
平成21年3月期 第2四半期決算短信、ようやく発表。
でも、この3月末には16億円(自己資本比率61%)あった
純資産は僅か3億円へ。
そこで・・・・
第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ
総額3億8400万円の第三者割当増資を実施すると発表。
引受先は投資業の「GORGEOUS GRACE INVESTMENT」
(英領西インド諸島アンギラ)で、払込期日は12月19日。
今年前半も実態不明の(注:あくまで私が・・ですが)ファンドによる増資が
ありましたが、今回も新たなスポンサー登場。
何とか急場は凌げた・・・・・のでしょうか
そもそも、この会社は知的財産権信託のパイオニア的存在。
土井社長もこの分野のオーソリティでして、下記のような
実務書も出されております。
やろうとしていることは分かるんですけど・・・・ね。
まっ、それにしましても、極めて不謹慎な表現かも知れませんが、
・担当役員が命を賭して作った(可能性がある)中間決算・・・・。
・その思いに応えるかのような、謎の資本家の登場・・・・。
・一方で世界的な金融危機で、映画ファンド等の資金の出し手は
急激に勢いが縮小・・・・・・・どうする?JDC信託!
・・・・とまぁ、この会社自体、映画の題材になりそうな波乱万丈な展開
となっているところが何とも皮肉です。
さて本日、この本をブックオフでゲット。
出版されて約1年で105円コーナー入り。
ちょうど読みたいな~と思っていたので、良いタイミングでした。
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何故、良いタイミングだったかと言いますと、
この著者が所属している(現在はどうだか分かりませんが)
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(以下JDC信託)が現在、
業績的に非常に厳しい状況にあるためでして・・・・・。
ご案内の通り、
当社は
映画「フラガール」など映画ファンドの組成および
著作権信託の受託者としての役割を果たすなど、
映画大ヒットの立役者でもあったのです。
映画公開が06年9月、その大ヒットを受けて07年10月に上記書籍出版・・・・・。
(この書籍でも映画製作・ファンド組成の裏話・苦心談が披露されておりまして
結構読み応えありました。)
・・・とまぁ、ここまでは良かったのですが、
結局のところ、当社業績はフラガールがヒットしても赤字続きで、
今年に入って元従業員の不正が発覚。
もちろん、継続企業の疑義注記もしっかり付いております。
まさに踏んだり蹴ったり。
そのうえ、足元では・・・・・
11月14日
「2008/11/14 平成21年3月期第2四半期報告書提出遅延に関するお知らせ」
11月18日
開示担当役員 急死 (謹んでご冥福をお祈り申し上げます)
11月29日
平成21年3月期 第2四半期決算短信、ようやく発表。
でも、この3月末には16億円(自己資本比率61%)あった
純資産は僅か3億円へ。
そこで・・・・
第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ
総額3億8400万円の第三者割当増資を実施すると発表。
引受先は投資業の「GORGEOUS GRACE INVESTMENT」
(英領西インド諸島アンギラ)で、払込期日は12月19日。
今年前半も実態不明の(注:あくまで私が・・ですが)ファンドによる増資が
ありましたが、今回も新たなスポンサー登場。
何とか急場は凌げた・・・・・のでしょうか
そもそも、この会社は知的財産権信託のパイオニア的存在。
土井社長もこの分野のオーソリティでして、下記のような
実務書も出されております。
やろうとしていることは分かるんですけど・・・・ね。
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まっ、それにしましても、極めて不謹慎な表現かも知れませんが、
・担当役員が命を賭して作った(可能性がある)中間決算・・・・。
・その思いに応えるかのような、謎の資本家の登場・・・・。
・一方で世界的な金融危機で、映画ファンド等の資金の出し手は
急激に勢いが縮小・・・・・・・どうする?JDC信託!
・・・・とまぁ、この会社自体、映画の題材になりそうな波乱万丈な展開
となっているところが何とも皮肉です。