GMの経営不安に空売り解禁効果(?)も加わって
9日のNYダウは暴落。
・・・まっ、でも今日1日頑張れば3連休。ひと踏ん張りです。
今回は小ネタで刻みます。
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■上場REITも遂に「デリート」!
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まずは「財務おくりびと」のコーナー。
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産経新聞
<上場リートが初破綻 ニューシティ・レジデンス投資法人>
東京証券取引所上場のJリート(不動産投資信託)を手がける
ニューシティ・レジデンス投資法人(東京都港区)は9日、
東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、
保全処分命令を受けたと発表した。負債総額は1123億円。
上場リートを手がける投資法人の破綻は初めて。
東証は11月10日付での上場廃止を決定。
同法人が発行している投資口は約18万口に上り、金融機関のほか外国人投資家、
個人など広範にわたるため、大きな影響が予想されるほか、リート全体の信頼性が
崩れ、投資家離れに拍車をかける可能性もある。
同投資法人は平成16年9月に設立され、同年12月に上場した。
資産運用を外資系企業に委託し、原則、賃貸住宅を投資対象として資産運用を
行ってきた。しかし、不動産市況の悪化で、金融機関からの不動産関連の融資が
厳格化した影響で、資金繰りが困難となり、決済資金や借入金の返済が
できなくなったと説明している。
(引用終わり)
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ぐっちーさんのブログで指摘されている通り、社長さんがニヤケてた記者会見でした。
目と口元に資金調達などのプレッシャーから解放された喜びが溢れておりました。
まぁ、こんな人物がトップにいたことが破綻の主因だったかも。
ところでこのリートに勤めていらした方は、
ニートになってしまうのでしょうか。
格付A格の当社がこの有様ですから、
「記者会見の酷さ」と「NYダウ続落」も手伝って、
住居系を中心にリートは一足先にセリングクライマックスとなりそうです。
REITの場合は、指標面から見て激安と見えても、金融機関からの資金調達が
困難となる中、割安な価格となった状態での(第三者割当)増資が実施される
可能性は否定できません。
となれば、急激なダイリューションにより、
結果として割安感が消失してしまうかも。
リプラス・レジデンシャル投資法人がまさにコレで急落。
激安銘柄の多くは、「ワケあって安い」と見たほうがいいかも知れませんね。
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■よりによって、小売IR集中日
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金商法の45日ルールの副産物なのか、
決算発表が集中する傾向が強まっておりまして、
2月決算(8月中間決算)が多い小売業は、本日が中間決算説明会のピーク。
予定表を見ておりますと・・・・。
9:30 セブンアンドアイ
11:30 マツエツ
13:00 ファミリーマート
15:00 サークルKサンクス、ユニー
17:00 ダイエー
18:00 高島屋
・・・・・ってムチャクチャやんけ!
これが1ヶ所で開催されれば行われればまだしも、
都内各所に分散しております。
決算説明会には出席者用に大抵、
ミネラルウォーターなど提供されますから、
見方を変えれば「給水所」。
そう、セル・バイ両アナリストにとって、「IRマラソン」。
完走できるかな?
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■イオン、1000品目引き下げ
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株価暴落が続き、消費者心理が思いっ切り冷え込む中での発表。
いいタイミングかも。
ただ・・・・
よりによってセブンアンドアイの中間決算発表にぶつけることで、
「ウチこそが消費者の味方」というイメージを確立したいのでしょうが、
メーカー・卸に無用な負担をかけなければ良いのですけどね。
それにしても
「がんばろう日本!」というプレスのコピーから、
阪神・淡路大震災を連想しました。
日本が震災級の国難に直面していることを改めて痛感した次第です。
9日のNYダウは暴落。
・・・まっ、でも今日1日頑張れば3連休。ひと踏ん張りです。
今回は小ネタで刻みます。
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■上場REITも遂に「デリート」!
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まずは「財務おくりびと」のコーナー。
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産経新聞
<上場リートが初破綻 ニューシティ・レジデンス投資法人>
東京証券取引所上場のJリート(不動産投資信託)を手がける
ニューシティ・レジデンス投資法人(東京都港区)は9日、
東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、
保全処分命令を受けたと発表した。負債総額は1123億円。
上場リートを手がける投資法人の破綻は初めて。
東証は11月10日付での上場廃止を決定。
同法人が発行している投資口は約18万口に上り、金融機関のほか外国人投資家、
個人など広範にわたるため、大きな影響が予想されるほか、リート全体の信頼性が
崩れ、投資家離れに拍車をかける可能性もある。
同投資法人は平成16年9月に設立され、同年12月に上場した。
資産運用を外資系企業に委託し、原則、賃貸住宅を投資対象として資産運用を
行ってきた。しかし、不動産市況の悪化で、金融機関からの不動産関連の融資が
厳格化した影響で、資金繰りが困難となり、決済資金や借入金の返済が
できなくなったと説明している。
(引用終わり)
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ぐっちーさんのブログで指摘されている通り、社長さんがニヤケてた記者会見でした。
目と口元に資金調達などのプレッシャーから解放された喜びが溢れておりました。
まぁ、こんな人物がトップにいたことが破綻の主因だったかも。
ところでこのリートに勤めていらした方は、
ニートになってしまうのでしょうか。
格付A格の当社がこの有様ですから、
「記者会見の酷さ」と「NYダウ続落」も手伝って、
住居系を中心にリートは一足先にセリングクライマックスとなりそうです。
REITの場合は、指標面から見て激安と見えても、金融機関からの資金調達が
困難となる中、割安な価格となった状態での(第三者割当)増資が実施される
可能性は否定できません。
となれば、急激なダイリューションにより、
結果として割安感が消失してしまうかも。
リプラス・レジデンシャル投資法人がまさにコレで急落。
激安銘柄の多くは、「ワケあって安い」と見たほうがいいかも知れませんね。
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■よりによって、小売IR集中日
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金商法の45日ルールの副産物なのか、
決算発表が集中する傾向が強まっておりまして、
2月決算(8月中間決算)が多い小売業は、本日が中間決算説明会のピーク。
予定表を見ておりますと・・・・。
9:30 セブンアンドアイ
11:30 マツエツ
13:00 ファミリーマート
15:00 サークルKサンクス、ユニー
17:00 ダイエー
18:00 高島屋
・・・・・ってムチャクチャやんけ!
これが1ヶ所で開催されれば行われればまだしも、
都内各所に分散しております。
決算説明会には出席者用に大抵、
ミネラルウォーターなど提供されますから、
見方を変えれば「給水所」。
そう、セル・バイ両アナリストにとって、「IRマラソン」。
完走できるかな?
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■イオン、1000品目引き下げ
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株価暴落が続き、消費者心理が思いっ切り冷え込む中での発表。
いいタイミングかも。
ただ・・・・
よりによってセブンアンドアイの中間決算発表にぶつけることで、
「ウチこそが消費者の味方」というイメージを確立したいのでしょうが、
メーカー・卸に無用な負担をかけなければ良いのですけどね。
それにしても
「がんばろう日本!」というプレスのコピーから、
阪神・淡路大震災を連想しました。
日本が震災級の国難に直面していることを改めて痛感した次第です。
しかし、冷静に決算短信を見ただけでも色々と見えてくることはありますね。ちょっと最近は決算プレゼン資料に頼りすぎていたのかなと、海より深く反省。