一昨日、久々に3,000IPを超えることができました。
最近は更新頻度少なく、コンビニネタばかりで申し訳ありませんでしたが、
また書く気力が湧いてきました。
ありがとうございました。
さて、今回は久々に日本航空ネタ。
私のギャクの練習台でネタの提供者でもあるY氏から
「UFOさん、これ見て下さいよ~」
といって見せられたのがコレ。
「JAL 企業年金の改定について考える会」
ご案内の通り、JALは経営再建に黄色信号が灯っております。
国の監視下に置かれるという異例の条件付きで政府の金融支援を取り付け
足元の資金繰りをしのいでおりますが、
企業年金の給付水準の切り下げというほぼ手つかずの課題が残されております。
反対するOB・OGを説得できなければ、再建のシナリオが覆ってしまうのです。
そして、まさに「反対するOB・OG」が運営するサイトが
「考える会」なのです。
ほぼ毎日最新情報が更新されておりまして、
絡む利害の大きさを窺い知ることができるわけですが、
私がリンクした号ではあるOBと親しい公認会計士先生による、
応援論文が展開されております。
最終ページにある結論が凄いですよ。
結論JAL は予見できる未来(Foreseeable future)には決して潰れない
御巣鷹山事故のようなことがあり、国民から見放されない限りは
したがって、年金減額の主張には全く説得力がない 。
しかし、その論拠を見てみますと、定性面では
・開示書類に会社が危ないとの記載がない
・大株主は追加支援せざるを得なくなる
(短期で倒産だと代表訴訟食らうから)
と首をかしげてしまいます。
一方、定量面でも、
・「退職給付会計による収支効果などという経理操作によるみせかけの黒字より、
営業利益が上がっているか、キャッシュフローはプラスかという観点の方が
返済能力を査定する点ではるかに重要視されるはず。会社存続の要諦は
あくまで資金が続くか否かにかかっており、
退職給付債務というキャッシュフローのプラスに結びつかない
経理操作を行って黒字化しても意味はない。」とありますが、
年金制度改定により中期的には利益だけでなく
キャッシュフローも確実に改善するワケですから、意味はあると思います。
大変失礼ながらこの応援論文も「説得力がない」としておきましょう。
部分部分では首肯できるところは無くも無いのですが、
何故そういう結論に結びつくのか良く分かりません。
論理の「飛躍」ぶりはさすが航空会社ってところでしょうか。
でも、この先どうなってしまうのでしょうか。
件のホームページでは受給者からの署名も募っております。
最新情報もすぐにアップされますし、私も毎日チェックするとしますか。
閑話休題
経営難にあっても、JALはキャンペーンソングには糸目をつけませんでした。
今年も奮発しましたねぇ。
コブクロ「虹」。
この曲の中に意味深な歌詞がありましたので、
私なりに解釈したものとあわせて、ご紹介。
【原曲】
♪(虹は)近付けば近付くほど 見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない
光の中に 君は今包まれているから
↓
↓
【JALへのあてはめ】
♪(破綻が)近付けば近付くほど (先行きが)見えなくなってゆくけれど
(年金問題が)消えたんじゃない
(債権者・OBらの)怒りの中に JALは今包まれているから
・・・お粗末。
それでは。
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とても参考になりました!
また来ます。
「2009 年度経営計画をみると2009 年度に必要となる燃油量の78%を先物予約によりカバーしている。燃油費の上昇はサーチャージで回収できるにも関わらず、燃油費でギャンブルするとは常識外れの所業と言わざるを得ない。」
とあるのですが、この会計士、
・先物予約=ヘッジではなく、ギャンブルという発想になるのはなぜ?
・燃油費の上昇をサーチャージで転嫁すれば乗客数が減ることがなぜ分からない?
というところがビジネス的にうーん、な感じがします。
まあ、これまで散々高給をとってきたんだから退職してまでゴネないで、さもなくば民再だよ、と言いたいですね。
具体的には
結果的に高額な年金となってもそれは契約に基づくものであり批判することは法治国家・民主
主義を愚弄するものです
航空利権を持つ政治屋や役人がいなければ成田も関空も今の場所にはなかった 知ってた?
この手法も「よくある話」です。でリークするという事は、まだ経営側はOBや組合が折れてくれる事を期待してるわけです。例えば「2/3で手をうつ」と合意形成が出来れば国もお金をもうちょっと入れられますが、ここのJALOBさんの「約束は約束」という原則論や「平気平気、つぶれないから」と高をくくってると、実はチキンレースになっていて、もう崖はすぐそこなんだけど、横しかみていないという。
「高額な年金となってもそれは契約に基づく」はその通りで、でも払えないものは払えないので、組織ごとなくなり年金もなくなるわけでそれもまた民主主義です。
日本の労働基準法は正社員にあまりに厚遇すぎて、企業が傾いた時に機敏に動けなくてこうやってLose-Loseになりやすいですよね。ちょっと負けるくらいならいっそのこと一億玉砕ってそういう国民性なんでしょうか?
個人的には、ANA一社になると競争が働くなっていずれ運賃が高くなるのでもう1社あって欲しいのですが...まあ余計な空港も一掃されてトントンかな。特に潰れてもいいんですよ。あとはスカイマークに期待したいですね。JAL倒産→スカイマークが大幅な資金調達→JALOB(非組合)を雇用→路線の再構築 が一番望ましいかな。
平均年収は500万円とかになっちゃうでしょうが従業員もきっと楽しいですよ、今のグチャグチャより。
契約に基ずく企業年金を日本航空会社からおもらいになるのは当然です、契約ですから。
しかし、こと私たちの血税が一滴たりとも皆様方の企業年金に充当されるのであれば話は違ってきます。優雅な生活が保障されているのも会社あってこそです。会社が危機存亡の時にあっても自己主張だけでは・・・。
OBになってもまだ賎しく金を欲しがる。
JALは破綻すればよい。
JAL職員も官僚的意識がありますな。
こけやがれJAL
ざまあみやがれJAL
何なんでしょ?最近のこの展開は?
JALは産業再生法なんて言わず、民事再生でも会社更生でも良いんじゃないですか?
労働債権は優先弁済だし、基金解散するなら、お袋の年金も元本部分さえ回収できれば、僕が運用しますよ。4.5%?僕は15%~20%で運用してますよ~。
でも銀行が困るんですよ。債権放棄しなきゃだし。グループ会社の年金資産運用残高も減るし。何だかんだ言っても生きててもらえば、利息も入るし、グループ会社は年金運用報酬ももらえるし。
公的資金が付いて一番助かるのは銀行ですよ。
そもそも公的資金はしばらくは年金には流れないですよ。年金資産がゼロではないですから。まずは銀行返済に流れるんですよ。もっと言うと、生保・信託の年金運用がヘタこくから、その失敗の穴埋めに流れるんですよ。年金運用がヘタこかなければ、OBの年金がヤリ玉に上がらないですから。
教訓としては、年金や退職金でなく、即金で毎月給与でもらいましょ。運用は自分でやれば良いので。