風呂場の修理は続いていたが、
授業のため、部屋を離れなければならない……。 不安である。
この状態で、部屋を離れなければならない。
ちゃんと、排水溝を作ってくれるだろうか?
作ってくれると言ってくれたが、途中で気が変わらないだろうか?
「 12時に戻ってくるから、それまでここに居てくださいね。 」
「 分かった。 」
本当に居てくれるだろうか?
心配である。
授業が終わると、ダッシュで戻ってきました。
修理屋さんは、ちゃんと居てくれました。
まだ修理は、排水溝の所まで行ってなかったけど、
修理屋さんが排水溝の部分の金具を見せてくれたので、一安心できました。
数時間後……。 ↓
排水溝に水が流れるように、タイルを斜めにしてくれています。
そうそう、こうしてくれないと、水は排水溝に流れないのです。
手前の平らな所にある排水溝だけだったら、
めちゃめちゃ苦労していたところです。
「 いつから、使えますか?」
「 4日後。」
「 ・・・・・・。 」
大丈夫 母さんも分かってたよ。
土曜日に来た修理屋さんの「 次の日から使える 」なんて言葉、
はなから信用してなかったよ。
覚悟はしてたけどね……。
「 金曜日にまた来る。 」
と、修理屋さん。
え~~。 まだ終わってなかったの??
本当に、金曜日にちゃんと来てくれるだろうか?
修理屋さんには、過去何度も約束の日にちをすっぽかされているのである。
不安……。
( つづく )