今日は映画「ようこそ映画音響の世界へ」を観ました。
原題は「Making Waves: The Art of Cinematic Sound」です、最近は原題と邦題との違いがあり戸惑います。
ハリウッドの映画音響にスポットをあてたドキュメンタリーで、
無声映画から最近の映画での音響をテーマに綴られています。
観ての感想ですが、この映画に出てくる映画は全て観ていなかったので、
ドルビーステレオがバーブラ・ストライサンドの「スター誕生」であることは知りませんでした。
映画音響には大きくMUSIC、VOICE、SOUND EFFECTS、に分かれていて、
それ毎に専門家がいて監督の考える音響の世界を作ります。
これは音楽の世界と同じような気がします、一つの曲は歌手の名前で残りますが、
作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、録音、ミックスダウンと分かれているのと同じです。
曲の中にはSEを入れた曲もあります。
山下達郎は滝の音が欲しくて近郊の滝に行って録音をしたことがあったと言われていました。
そして音響と映像のトータルでの自分が観た映画でのベストワンは「スター・ウォーズ」です。
音響の世界もデジタル化がどんどん進んでいて、この辺の最近の状況についてはあまりふられていませんでしたが、
音響の世界にこんなに沢山の人が絡んでいる事を知った映画でした。
映画館の音響設備も映画館によって違いがありますし、映像と音響の進化は止まることはないのでしょうが、
でもストーリーが一番です。
最後に映画はやはり映画館で観るのが一番であることを再認識しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます