ついに球磨川尺鮎をありがたく釣らせていただけました。5年かかりました。
しかし、今年は釣れれば尺鮎、釣れなければ坊主というくらい、魚が大きくなっています。天然囮をいかに釣るかが釣果に大きく左右するということが身に沁みました。
今回は私の師匠M氏と釣り仲間のU氏の3人での釣行です。
(22日)
<アクセスタイム>
唐津鏡0310===0630人吉==0700釣場A(川辺中流)1300==1400釣場B(三波迫の瀬)1700==1730人吉城泊
唐津鏡0310===0630人吉==0700釣場A(川辺中流)1300==1400釣場B(三波迫の瀬)1700==1730人吉城泊
とりあえず囮の入手が問題ということで、コロガシ釣りをやってみました。囮を取ってこれで本流を攻めると思いましたが、慣れない、よくわからない、仕掛けも不十分、などで釣れたのは
ハイこれだけでした。
一度根がかりしたか?と竿をあおる瞬間に下に急に走られて竿が完全に伸ばされプツンと糸の結び目が切れました。これは仕掛けが悪かったと思います。その後あたりもなく仕掛けはどんどん絡まるし、大変でした。あとで見たら道糸はワイヤーみたいなものを使用したり、より戻しを入れたりといろいろな工夫がいるようでした。道糸をナイロン2.5号で、簡単な結び方など舐めてました。
腕も疲れてくるし、釣れないのでみんなと合流することにしました。三波迫の瀬で師匠がすでに尺を一尾釣っているという。私もとりあえず行ってから飯を食いながら見ていました。それから囮を近くの丸山水産に買いに行きました。帰ってくるとすでにM師匠は3尾追加しています。さすがです。脱帽ものです。
水温は26℃くらい。
参戦するもあたりも何もなく次第に疲れて今日は終了でした。U氏は上に行って3尾釣っていました。大きな奴を逃がしたと悔しそうでした。
M師匠の魚ですが
31.5cmくらいのと
31.5cmくらいのです。
カラー魚拓では
こんな風になっています。
さすがに師匠です。一日で尺二匹もはさすがです。
夜の反省会の行きがけに橋の上から取りましたが、網を回収しているようでした。
反省会では尺鮎のお祝いで盛り上がりました。
(23日)
M師匠がどうしても梨木の瀬に行きたいとのことで、今日は朝から梨木の瀬まっしぐらです。私的には先週の天然囮での玉砕もあってあまり気が進まなかったのですが、昨日の尺鮎2本では従うしかありません。U氏は足も痛くて今日は朝からのんびりして帰宅するとのこと。
<アクセスタイム>
人吉城0700==0730釣場C(梨木の瀬)1230==1330釣場D(角折の瀬)1500==1530釣り場E(トヨタ前右岸)1800=1835西村釣具店1850=1915人吉城泊
人吉城0700==0730釣場C(梨木の瀬)1230==1330釣場D(角折の瀬)1500==1530釣り場E(トヨタ前右岸)1800=1835西村釣具店1850=1915人吉城泊
とりあえず、ロープを垂らして囮缶を付けて準備をして待ちます。今日はすでに二股の瀬の右岸に人が3人ほど入って、だんだんの急瀬を攻めています。M師匠曰く、がまかつ軍団とのこと。
石の色はあまりよくなくて、しかも囮は人工です。M師匠は中州までは行かないということで、私は中州にわたりました。
水温23.5度くらい
左岸の上にあとから一人入川してきました。
私は中州の周りをぐるっと回り探りましたが、反応がありません。腹も減ってきて左岸に戻るとM師匠はすでに一匹釣られていました。それを囮に1時間粘ったが何もないということで、さすがに場所代えです。
朱理の瀬に行ってみましたが、誰かひとり入っておられます。M師匠がちらっと見て、「田嶋さんじゃない。」私がダッシュボードをちらっと見ると田嶋剛と有ります。今から始められるようで竿を延ばしています。どういう風に釣られていくのか興味がありましたが、次に行こうということで上流に向かいます。
橋のところも人が入っています。次の大きな曲がりからの瀬は人がいません。下り場を確認して入川します。
広くてよさげなところですが、ラフティングやカヌーなどがしょっちゅう通っていて魚も驚くのか?関係ないのか?など考えて私が瀬肩を釣って、M師匠は瀬落ちから始めています。
今日の一匹目は
きれいなオイカワです。
その後何事もなく、だんだん瀬の中も囮を入れて下りましたが、囮も泳がなくなってお陀仏です。
師匠も竿をたたんで待っています。私も竿をたたんで二日連続で坊主は堪えるので、トヨタ前に行こうといいますが、師匠はさっきの尺鮎をもってまた西村釣具店に行くというので、単独でトヨタ前に入川しました。
しかし3匹も尺鮎を釣るなんてさすが師匠です。今日は特に囮は同じ人工おとりです。
トヨタ前は6人ほど人が入っていました。
上の人に下に入っていいと聞いていれてもらいました。
何とか人工囮は泳いでくれますが、ここは根がかりが非常に多いと思います。一度は取りに行って木の枝がかかっていました。二度目はなんかの糸巻と糸が引っかかって往生しました。
三回目は外れません。上に行ったり下に下ったりして5分ほど頑張っているとなんと外れました。気を取り直して、人口囮を一番いいものに変えていそうな雰囲気のところを沖に沖に攻めていきます。弱ってきて泳ぎが今一つになりました。少し引き上げては下がりを繰り返していると、グーっと下に持っていかれました。「やったーついにきたー。」
今日はここに入るときに9mの竿で仕掛けも一つ落として囮に負担をかけないようにしようとして仕掛けをすべてワンランク小さくしています。竿は間違えて10mの竿を持ってきたので、目いっぱい長くしてちょうどいいくらいになりました。囮もさすがに泳ぎやすそうです。針も11号3本錨から、10号の4本錨に換えました。
慎重に慎重に、沖に3度は引き入れられましたが慎重に下りながら足元に寄せてタモに入れました。尺ありそう。
すぐにやめて私も西村釣り具に行こうと思いましたが、まだ比較的元気な囮が一匹います。5時半です。もう一匹来るかもと頑張りました。6時近くなりさすがに無理そうなので、竿をたたみました。
30.3cmありますので30.5くらいにはなるかと
西村釣具店でカラー魚拓を取ってもらいました。
30.5cm
306g
立派なオス鮎です。
坊主を免れてやっと球磨川初の尺鮎をゲットできました。まあ、まあ良しとしよう。今日のM師匠との食事は少し饒舌になったような気もします。
ちなみにM師匠の鮎は
でした。
(24日)
人吉城0600==0630釣場F(川辺川中流)1130==1200釣場G(人吉市内)1630==1700西村釣具店1730====2130唐津鏡
今日はさすがに天然囮が必要ということで、川辺川に入川しました。最初に入ったところは車もなく人もいないので準備をして囮缶をつけに行くと、びーっちパラソルの姉ちゃんが一人座っていて、鮎釣りの番をしておるようです。
しょうがないので、場所を変えて広いところに入って、飯を食ったり歯を磨いたり、ひげをそったりとしながらM師匠を待ちます。用も足しているうちにM師匠が先に入川しています。
私は下の方の人がいなくなったのでそこに入ろうと思っていましたが、手前で遊んでいるうちに人が入ってきました。
さらにその下のも入ってきてここで粘るしかありませんが、あまり大きなポイントでもいなく、さりとて大きなポイントの人も釣れている感じはしません。
水温は20℃
M師匠は入川してすぐに3尾手ごろサイズを釣られていました。
3時間ほど粘ったがダメそうなので、私は人工囮で本流を攻めようと1130に切り上げて球磨川市内に囮缶を沈めてゆっくりと昼飯を食べ、ぼちぼち始めました。
水温24℃
市内は広くポイントがなかなかわかりにくいです。
瀬落ちのところでとりあえず、囮を交換できたらと広い中探りまわります。魚は少しいるようですが、誰も振り向いてくれそうにありません。
私もここはダメだなと思い始めたころ、M師匠が来られて下の瀬落ちからはやっていないよというと、そこからやってみようと始められました。そのうちに漁師の方が近くまで来られたので少し話をしました。ここ毎回300g超えたのが20本は取れるそうです。隔日で網をかけているらしく、1週間に65本ほど尺鮎があがっているということになります。大きいの釣れるやろというお言葉でした。
下で来たという声がして、竿が大きく曲がっています。瀬頭の20mしたぐらいで来たそうです。その後2本追加されました。
私も今度は下の岩に行って針も小さくして泳がせているとグィーンと竿を持っていかれましたが、ポロっと外れました。針は人工囮に負担のないようにキツネの9号チラシでした。さすがに小さいやろと、11号の3本錨に変えて同じようなところでやるとやっと来ました。かなり真の方に持っていこうと3度4度と引き込まれます。針も大きくして安心です。取り込みはしやすいところで、竿を立てているとそのうち寄ってきて御用となりました。大きく感じましたが、計ってみると30.1cmぐらいです。何だ囮に使えばよかったと後悔しました。
M師匠はその後2本追加して、16時にはあたりも気配もなくなったので竿をたたみ検量してみたら尺が3本も入っています。三日で6本の尺鮎とは凄すぎだろと完全感服させられた今回の釣りでした。
西村釣具店に昨日の魚拓を取りに行って、ついでに魚を見せると尺あるよとのこと。暇なので30分待っとけばできるとのことで、魚拓を作成してもらいました。
その後M師匠が3尾魚を持ち込んで写真撮影準備を始めた。
私は今日で最後なのでM師匠にお別れを言って、お店にお礼を言って人吉を後にしました。
今日の尺鮎
M師匠の尺鮎
結局今回の釣果、尺鮎二本だけ。なんか少しむなしい~。
それで25日に焼いて
成熟度合いは
白子が90%入っていました。魚は大変美味しい。尺鮎はほんとうにおいしいと思います。お酒とともにいただきました。大満足です。
魚の成熟もそろそろ終盤でしょうか。
<22日午後と23日昼過ぎまでの仕掛け>竿:ダイワ硬派大鮎100N
・大仕様
天井糸 ナイロン2.5号
水中糸 0.4(ハイパーMステージ)
つけ糸 1.5号
仕掛け糸 2.5号
鼻カン 8号
ハリス 3号
さかさ針 エンゼルグース2号大鮎
針 二本ヤナギ荒瀬12号・10号(オーナー)
3本錨龍の太軸11号
背針:常時使用
錘 :5号まで
<22日夕方と23日までの仕掛け>竿:ダダイワ硬派大鮎100N
・中の大仕様
天井糸 1.5号
水中糸 0.2(メルファ:オーナー)
つけ糸 1.2号
仕掛け糸 2.0号
鼻カン 7号
ハリス 2号~3号
針 10号4本錨
・大仕様
天井糸 ナイロン2.5号
水中糸 0.4(ハイパーMステージ)
つけ糸 1.5号
仕掛け糸 2.5号
鼻カン 8号
ハリス 3号
さかさ針 エンゼルグース2号大鮎
針 二本ヤナギ荒瀬12号・10号(オーナー)
3本錨龍の太軸11号
背針:常時使用
錘 :5号まで
<22日夕方と23日までの仕掛け>竿:ダダイワ硬派大鮎100N
・中の大仕様
天井糸 1.5号
水中糸 0.2(メルファ:オーナー)
つけ糸 1.2号
仕掛け糸 2.0号
鼻カン 7号
ハリス 2号~3号
針 10号4本錨
二本ヤナギキツネ9号(オーナー)
11号3本錨
背針:常時使用
錘 :5号まで
背針:常時使用
錘 :5号まで
<その他>
・久々の複数釣で寂しくなくて、面白かった。
・久々の複数釣で寂しくなくて、面白かった。
・M師匠は釣りすぎです。
・球磨川尺鮎やったー!という気はありますが、なんか天然囮を取るのがこんなに大変だと思わなかった。
・球磨川尺鮎やったー!という気はありますが、なんか天然囮を取るのがこんなに大変だと思わなかった。
・西村釣具店で、たくさんの尺鮎を見ているとよし頑張ろうという気が起きる。
・人口囮でうまく泳がせてかけて、大きな囮を付けるときに仕掛けを大きくして対応すると安心かな!つけ糸付けると心細い。
・根がかり対応はやっぱり皆さん仕掛けを大きくすることで針を折ったり曲げたりするかな?
・今回は天然囮を一回も使っていないので、大変苦しい釣りでした。天然囮の威力は絶大だと感じさせられました。
そろそろ大詰め終盤を迎えます。今週末は日田に一日、来週は最後の球磨川になる予定ですので、納得できる釣りを目指して頑張ります。
そろそろ大詰め終盤を迎えます。今週末は日田に一日、来週は最後の球磨川になる予定ですので、納得できる釣りを目指して頑張ります。
今回一緒に釣っていただいた、M師匠、U氏、その他関係していただいた方に感謝の意を表します。なんやかやありますが、楽しい釣行になりました。有難うございました。
おわり
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