【雨宿】
流れる欠片を辿っては
幾度となく星の川岸を歩いた
雨の降る夜だけに扉を開いてくれるという宿をさがしながら
欠片を数え続けた
雨足が激しくなり景色は滲む
闇は増し欠片も見えなくなる
流れることは哀しみなのか喜びなのか
感じることさえままならなくなる頃
宿の扉はそこにあるというのに
drop23『雨宿』
流れる欠片を辿っては
幾度となく星の川岸を歩いた
雨の降る夜だけに扉を開いてくれるという宿をさがしながら
欠片を数え続けた
雨足が激しくなり景色は滲む
闇は増し欠片も見えなくなる
流れることは哀しみなのか喜びなのか
感じることさえままならなくなる頃
宿の扉はそこにあるというのに
drop23『雨宿』