【草陰】
流れ星を追っていた。
気づくと草原に立っていた。
消えた星の行方に方角を見失い
草の中を歩き続けていると
笛の音が聞こえてきた。
草陰に潜む狐が吹いているのだ。
狐は曲の終わりに
旅のお守りだと
流れた星の一欠片を握らせてくれた。
あなたがいつか訪ねた遠い星の石ですよ
と笛を吹き草を揺らし

flake66『草陰』
流れ星を追っていた。
気づくと草原に立っていた。
消えた星の行方に方角を見失い
草の中を歩き続けていると
笛の音が聞こえてきた。
草陰に潜む狐が吹いているのだ。
狐は曲の終わりに
旅のお守りだと
流れた星の一欠片を握らせてくれた。
あなたがいつか訪ねた遠い星の石ですよ
と笛を吹き草を揺らし

flake66『草陰』