(お気に入りの場所にいるふぅちゃん、昨年の夏)
日曜日、ふぅちゃんの爪が剥がれた。
柱に作りつけてあるふぅちゃんの大好きな2段式の棚
(オリジナルのキャットタワー)に上手く乗れず
下の棚に右手(前足)を激突。
右手をぶらんとさせて
見てみると親指の爪が変な風に取れかかって出血。
でもあまりよく見せてくれないで部屋の隅に行ったというのだ。
私は朝風呂に入っていて逐一じんべから報告を受けた。
ずっと右手のその部分を舐めていると言う。
お風呂から出る頃には押入れのいつもの定位置に入っていて
右手の甲や指を舐めていた。
前にも一度あって、
その時は爪が残っていたので病院に連れて行っても
たいした治療もせず良くなった。
病院につれて行こうかどうか、
行っても爪が生えるの待つしかないんじゃ
と思いつつも肉も見えて痛々しいので
やっぱり行くことにした。
行ってよかった。
前よりひどかった。
生爪のところをそのままにしておくと舐めて
そのうちに硬くなって爪が生えてこなくなる。
だからいま残っている身を新しい爪のあるところギリギリで切って
後ろから爪と一緒に出てくるようにする治療を薦められた。
(詳しく説明を受けたがいまいちわかっていない、たぶんあってる)
麻酔はなく手だけシュシュッと麻酔みたいのを塗るのだという。
そんな~残酷、かわいそう。
でも切らない方法だと2ヶ月くらいエリザベスカラーを
付けていないといけないと言う。
ケガを舐めないようにして硬くならないで爪が出てくるのを待つのだ。
そんな長い間エリザベスカラーなんて不可能。
結局、パチンと切る治療をしてもらい
出血があったのかバンテージ(包帯)を
巻いてもらって治療は終了した。
バンテージは手を振ったら取れてしまうので
30分から1時間付いていて取れても出血してなければ
それでOK。あとは消毒すれば大丈夫と教わった。
帰りの車の中で
ふぅちゃんはずっとスミで同じ体勢でいた。
バンテージが取れかかっている。
バンテージがもし取れなかったら連れて来てと言われていたが
帰ってキャリーバックから出るとすぐに
4回くらいブルンと振ったらびゅーんととんだ。
取れてしまったバンテージ
出血もなく無事だった。
もうあのお気に入りの台に乗らなくなるかなと心配したが
その日から乗っている。
ただ、きのうも今日もいつもよりだいぶおとなしかった。
病院嫌いなので相当緊張したようだ。
台に乗る回数も減っていた。
全ての爪が治療のためか短く切り揃えられ
飛び乗りにくいみたいだ。
いつも爪きり担当のじんんべはこんなに短く切られて
かわいそうとふぅちゃんに同情していた。
手をぶらんとしたと聞いたときは骨折でもしたかと
心配したが爪もなんとかなりそうで大事にならなくて良かった。
これがじんべオリジナルキャットタワー
ふぅちゃんがほぼいつも一番上に陣取っている。
こんな風に二人でいることはめったになくて
下はいつもあいている。上への取っ掛かりになっている。
ふぅちゃんをどけようとちょびが挑みかかることもある。
今回この下の棚のねじくぎが2つ1センチくらい緩んで抜けていた。
ものすごい衝撃だったことがわかる。