少し前から、わたしって高いものが買えなくなってしまったなと思っていた。
ケチで安物買いになってしまった。
以前からそんな傾向はあったが、きっと夫が何年も仕事をしなかったことがあって、そこで何となくお金を大事にと思ってしまったのかもしれない。(言い訳?)二人とも働いてない時期もあった…
昔は、牛肉のカレーだって作っていたし、勤めていたころは高級な化粧品も使っていた。一代前の車はベンツだった。
さて今はというと、料理は豚肉、鶏肉が中心。まあそれは夫の好みでもあるからいいのだけど。
あるとき夫の友達の奥様であるKちゃんにスーパーであったらポイポイと牛肉をつかんでいた。もちろんKちゃんは牛肉しか食べられないというのもあるが、あー私にはできないなと感じたものだ(たぶん5年位前)
化粧品だって高級なPGCDを愛用していたが、仕事を辞めてからはもう少し安くていいものは、と転々としている。
以前はPGCDを使わなくなったら肌がボロボロになると真剣に思っていた。
そんなことはなかった。更年期も過ぎれば肌の調子はよくなって、結構なんでもいける感じになっている。
車は国のキャンペーン、エコカー補助金が出たときに、ごく普通のトヨタのプリウスに変えた。ベンツは何年も乗って調子が悪くなっていたころだった。
服に関しては、仕事を辞めてからほとんど買ってない。
そんな折、私にぴったりな記事に遭遇した。
日経新聞の11月13日(土)
「人生を楽しむお金の使い方」
リタイアして7年、年金や投資で経済的にはやっていけますが、若い頃からの倹約生活の癖が直らず、老後になっても人生を楽しむようなお金の使い方ができません。妻からはずっとケチケチしてどうするの? と言われ、その通りと思うのですが……。 (京都府・70代・男性)
あー待ってました、私とおんなじだ、早く回答を!と読み進む。
【回答】 若い頃から倹約生活をなさってきたあなたは、お金を使うことにストレスを感じるのではないでしょうか。じつは私もケチです。買い物をする時は必ず値札を見て、10円でも安い方を選びます。だから気持ちがわかるのです。無理してお金を使うと「ああ、きょうは○千円も使ってしまった……」と、ちっともうれしくないのではありませんか。
中略
「自分にはケチ 他人に使う」
まわりの人のために使ってください。人を幸せにするために使ったお金は、回りまわって自分に戻ってくるのです。
とのことだ。
人のために使うのはわかったけど、そうではなくどうやったら惜しげもなくお金を使えるかということなのだと思うのだけど。私もこの京都の方も。
ああ、この後まだ書きたいことがあるのだけれど、
明日に続きます。
(オレンジペンで引いたのは私ではなく、夫のしわざ。
もういい大人なんだから安いものじゃなくていいものを買って、とよく言われる)