denshakameraの野鳥と飛行機と風景の写真です

野鳥と飛行機(一部)と風景写真はこちらで公開します。
鉄道・飛行機はブログエキサイトの同じハンドル名で公開中です。

福良雀(ふくらスズメ)

2023-08-16 12:52:16 | 野鳥

台風一過の快晴は望めない日となりましたが、冬の話題です。


以前首都圏のスズメは「福良雀」にならないと投稿したところ、「そんなことはない」との意見がありました。

そもそもスズメが被写体となることは極めて少なく撮影データ自体が少ないのですが、調べると確かにそれらしい画像がありました。

冬至前の夕日を背にした福良雀です。

気象庁過去データによれば、当日の天気は晴、撮影時の気温は12度ですが、朝晩は4度まで低下したようです。昼は暖かですが朝晩の冷え込みは厳しく、冬なみの冷え込みです。

D500+500mm×1.4(換算700mm)で35mm換算1050mmでの撮影です。iso800、1/640、f/13での撮影です。

逆光で暗部にスズメが浮いている画像なのでトリミングしましたが、テレコンの画質低下はそれほど目立ちません。

ホワイトバランス太陽光オートで撮影したため、(夕日の赤に引きずられて)暗部が若干青味を帯びました。

このため暗部を持ち上げるとともにカラーバランスで青を押さえています。


虎ノ門ヒルズのメジロ(オークラ庭園エノキのメジロ)

2023-08-14 20:18:06 | 野鳥

虎ノ門ヒルズのエノキの実を求めるメジロです。
といっても私には「虎ノ門ヒルズ」という呼び方は馴染みがありません。
「虎ノ門ヒルズ」っていったいどこが「丘陵」なの?という感じです。
但し、このメジロは「オークラ庭園」で撮影したものなので、ちょっとした「丘陵」ではあります。
メジロは「花の蜜」が好物であることが知られており、梅や桜の密を吸うシーンはよく撮影されます。
しかしメジロが密を吸える花が年中咲いているわけではありません。
メジロは昆虫や蜘蛛、そして木の実が主食です。
繁殖期は山間部へ移動してつがいで行動することが多く、非繁殖期には平地へ降りてシジュウカラなどとともに集団で行動する姿がよく見られます。
このメジロもオークラ庭園のシジュウカラを追いかけていたところ、小型の野鳥がシジュウカラに混じって行動していたことから撮影して確認できたものです。
エノキの中を飛び回るメジロの姿を捕らえるのは非常に難しく、大量に撮影した中でメジロらしく撮影できたのはこの一枚だけでした。
メジロはエノキの実が好物で丸呑みするとのことです。


野鳥撮影:デジイチとミラーレス・ニッコールPF800mm(フレネルレンズのボケ)

2023-08-13 23:29:00 | 野鳥

いわゆる超望遠レンズは野鳥撮影では必須ですが、カメラの性能に大きく左右されます。
ミラーレスカメラであるZ6、Z7の像面位相差とコントラストAFの組合せは被写体を選べば好結果が得られますが、デジタル一眼レフカメラD500の位相差AFに軍配があがる場合があります。

(1)コサギ、タカブシギ、タシギのシルエット。
D500+200-500mmでの撮影です。真ん中のタカブシギ狙いですが、強度の逆光なのでシルエット化しました。D500の位相差AFモジュールはD5と同じマルチCAM20Kで、発売当時はかなり優れた合焦性能を示しました。このような強度の逆光でも真ん中のタカブシギに合焦します。

(2)草むらに潜むタシギ
D500にPF500mmを装着しての撮影です。デジタル一眼レフカメラの位相差AFはフォーカスで彷徨うことが少なく、ファインダースクリーンも(昔の一眼レフのすりガラスと比較すると)透過率が高く明るいため、双眼鏡を持ち歩く必要がなくなりました。但し明るいファインダーはスクリーンマット面での「ボケ味」の確認には不都合であるといわれます。位相差AFの合焦位置と像面の合焦位置とが異なるため、レンズ毎にフォーカス調整するのが好ましいとされます。この場面でも合焦位置に若干のずれが確認できます。

(3)換算1275mmで撮影したタヒバリ
Z7にFTZを介してPF500mm×1.7テレコンで換算850mm、APS-Cクロップで換算1275mmの撮影です。絞り換算f/9.5のためD500の合焦範囲外です。このためミラーレスZ7のコントラストAF頼みとなります。このような小型の野鳥はコントラストAFが苦手とするものですが、なんとか合焦したようです。

(4)庭のツグミ
庭のツグミをZ7+800mmで撮影し、トリミングしたものです。日陰で低コントラストという条件での撮影です。Z7のトリミング耐性期待での撮影でしたが、4000万画素には厳しい条件で、PF800mmも性能を発揮していません。

(5)春木川のバン
春木川のバンをZ7+PF800mmで撮影したものです。順光でコントラストAFの合焦も問題なく、Z7の4000万画素とPF800mmの高解像度の相性の良さがみてとれます。

(6)PFレンズのボケとは
PF800mmはフレネルレンズで小型軽量化したものであり、持ち歩きには便利ですが、不思議なボケになります。点光源が多数光源となるようなボケかたをします。雪の結晶のようなボケです。但しこのようなボケかたが問題になるようなシーンは少ないと思われます。


モズの昼休み(「ユスラウメとモズ」の続編です)

2023-08-12 08:24:25 | 野鳥

モズの昼休みです。
といっても約20分間、我が家の庭をあちこちと飛び回っていただけです。
獲物を捕食する様子もなく、といってくつろぐでもなく、謎の行動です。
撮影機材はD500+200mm~500mmズームです。
撮影データを見ると370mmから500mmの間で撮影しています。(フルサイズ換算550mmから750mmです。)
このレンズは少々重いのですが、自宅の庭の撮影では便利でした。今は退役しています。

(1)12時7分。ユスラウメにやってきました。この直前の写真は「ユスラウメとモズ」という題で投稿しています。(ニッコールクラブメンバーズフォトへ投稿し非公開でした。)

(2)12時7分。ユスラウメから移動する様子がみられます。

(3)12時16分。隣家との境界で様子をみます。

(4)12時17分。また我が家の庭にきました。

(5)12時19分。様子をみます。

(6)12時24分。お気に入りの庭石にとまります。形が水盤状で雨水が溜まりますが水盤ではありません。

(7)12時26分。そろそろ移動を考えはじめたようです。

(8)12時30分。ここから飛び立ってゆきました。

(8月12日8時24分に記事を修正しました。)


反薄明光線の虹

2023-08-10 08:57:19 | 気象

令和5年8月8日16時33分に記録された反薄明光線の虹です。

記録場所は千葉県市川市北部曽谷貝塚公園です。

なお、本件はブログgooへ投稿した「天使の梯子が虹になる(反薄明光線の虹)」の虹部分を切り出したものです。

全景はブログgooを参照してください。


Rainbow with Anticrepuscular Rays

This is a rainbow of anti-crepuscular rays recorded at 16:33 on August 8, 2023. 

The recording location is Soya Kaizuka Park in the northern part of Ichikawa City, Chiba Prefecture. 

This article is an excerpt from the rainbow part of ``Angel's Ladder Turns into a Rainbow (Anti-Crepuscular Rainbow)'' posted on the blog goo.

電車・飛行機・カメラの話題:https://denshakamera.exblog.jp/
野鳥・風景・撮影機材の話題:https://blog.goo.ne.jp/denshakamera