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昨日のBUZZARDが良い例ですが、ぶっちゃけただパイプをぶった切っただけでも良いので採用のハードルが低いためクロモリのフレームにも簡単に採用できます。
そして、さまざまなヘッドセットを取り付けることにより、1-1/8やテーパード、はたまた1.5のステアリングコラムまで装着できるのです。
BUZZARDはFIREEYEの最新型ヘッドセットにすることによりテーパードコラムのフォークをつけています。
上ワンは中に入っていて、下ワンが外に飛び出ています。
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SALSA MUKLUKはアルミフレームで上下とも中にワンを入れて1-1/8のコラムをつけています。ヘッドセットを内蔵できるので、長さを非常に短くすることが出来ています。
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DARTMOOR HONETも同じです。ただこちらのヘッドチューブは鍛造によってただのパイプではない形状になっています。アルミではこのタイプが多いです。
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一見同じように見えるNSのヘッドパイプですが、これは全く違います。
これはベアリングそのものをフレームに直接取り付ける(ワンが無い)タイプです。
このタイプは違いますのでご注意ください。
もし、貴方のバイクが44mm径のヘッドチューブであるならば、アップグレードとしてテーパードコラムのフォークにすることが出来るので、もし、ヘッド周りの剛性が足らないなあと思ったらフォークを交換する際にコラムを換えてみてください。ステムはそのままで大丈夫です。
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BUZZARDインプレです。
私の予想通り、基本的にはグッドトレイルバイクでして、長いフォークと短いリアセンター、寝たヘッドアングルによって下りも攻め込めるよ。ってバイクでした。
KONA TAROは完全なハンドリングマシンで短距離レーサーって感じだったので、大きく違うバイクになりました。
普段は上品な乗り味のクロモリバイクでトレイルを流しつつ、下りが来ればこちらのもの。とても楽しくせめて走れるという感じです。
イメージとしてはこの動画が近いと思います。
Kona 2013 Explosif 27.5 from Kona Bikes on Vimeo.
ハンドリングは攻めれば攻めるほど、曲がっていく性格なので、普段は穏やかなバイクです。
フレームもやっぱりしなやかでスムーズなので、とても上品に走ってくれます。
KONA HONZOより、TRANSITION TransAMに近いと思います。
大人に乗ってもらいたいバイクですね。