販売価格はEL MARIACHIが162000円(税込み)となります。
SELMAは150000円(税込み)です。
2012年モデルのため、EL MARIACHIのリアエンドが可変タイプではありませんが、多段で組む人には関係ないでしょうし、何よりリアエンドに余計なものが付いていない分軽いことと、乗り味がこちらの方が良好になるので、私にはかえって魅力的に写ります。
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そして何よりこの3本は全てリンスキーUSA工場製なんです。現行モデルのSALSAチタンは違いますので、ものを手にとって見ると作りが全然違うということも分かります。
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簡単に言うと現行モデルより明らかに手がかかっているんです。
エンドなんか削り出して作ってますし、
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シートチューブとヘッドチューブには異種金属の接触による腐食を防ぐ為にはじめからアルミのスリーブが挿入されております。
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本当に価値があるのは実はこちらなんですね。
乗り味そのものは新しいもののほうが洗練されているかもしれません。
しかし、チタンは見て楽しむ部分も大きいので、リンスキーUSA製のこちらの価値も大きいです。
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で、何でこの様な価格での販売がちょくちょく起こるのかというと、我々販売店が販売数量ノルマを課せられるように、ディストリビューターも課せられているわけです。
それをクリアする為に無理して仕入れてしまうと、この様な在庫のだぶつきが発生して、処分するためのセールが発生します。
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しかし、そのようなことがあれば儲かりませんので、次の年には修正が入ります。
つまり、売れるタイプのバイクに仕入れを集中して、売れないモデルは仕入れなくなるわけです。
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そういうわけで、2014年モデルのSALSAは既にほぼ完売状態であります。
つまり、この様な安売りはSALSAにおいては今後たぶん(また見込み違いが起きなければ)起こらないということです。
特にチタンに関しては、今は各1本とかしか入荷が無いので、間違いなく安く買えるなんてことはありませんね。
自分もWARBIRDだけではまだ物足りないので、もう一本行っておきたいところですが、今在庫しているものが全て売れないと儲けが出てこないので、皆さん買って下さい。
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絶対に「凄く得した!」って言ってくれる筈ですよ。
その分、ディストリビューターは泣いているわけですけどね。
SALSAの良さが浸透すればゆくゆくは良い方向に向くはずですよ。