通常メーカーやサービスセンターでは修理ではなく交換で対応するレベルの損傷のフォークでも、出来る限り修繕して使い続ける選択もあります。
このレベルでインナーチューブのクロムメッキが錆びているとコーティングに穴が空いてるわけで使用不能です。
しかし、このタイプのフォークはダンパーもエアスプリングもインナーチューブに関係なく作動しているので表面を研磨して使い続ける選択もあります。
インナーチューブを削りすぎるとガタが出てしまいますので最小限にしなければなりません。
ダンパーオイルもこの通り、コーヒーみたいになってます。
新品は美しい赤い透明な液体です。
ボトムケースは徹底的に洗浄するためにシールなども全部捨て去ります。
シールやOリングは全部新しくして新しいオイルを入れ完成です。
新しいフォークを定期的にオーバーホールするだけでなく古くて傷んだサスペンションも交換せずに使い続ける選択もありますのでどうぞご相談ください。
