2023モデルが発表されました。
その中で完全にモデルチェンジしたのがLYRIKとPIKEのアルティメイトです。ZEBは中身のみ最新のものになりました。
まずはガワが完全に新しくなったんです。昨年電動減衰力自動調整システムであるフライトアテンダントが発表された時点で、実はそのモデルのみガワが変わっていたことを気づいた方もいらっしゃると思います。
それが通常モデルにも採用されてきました。このケースは非常に軽量なので、後ほど述べますが確実に重くなったであろう内部部品を含めてもなお全体で20gも軽量化に成功しております。
その内部構造ですが、まずはバターカップと呼ばれるゴムブッシュによる振動抑制(だと思います)が左右に追加されています。これは流石にかなり重い部品です。これによって減衰力が増しって書いてあるんですが、おそらくこの機構があることでダンパーの減衰力を高めても振動を減らすことができましたってことだと思います。今までの構造だと微振動からでかいギャップまで全部ダンパーで吸収させていたのを、大きな振動をダンパー、微振動をバターカップというふうに分けることができたのだと思います。
そのダンパーがとうとうチャージャー3になりました。今までのは2.1です。
3ではとうとうロースピードコンプレッションとハイスピードコンプレッションが別回路になって相互に影響し合わなくなりました。
さらに今まで時に気まぐれだったダンパー特性をもっと一貫性を持ったものにできたとの事です。
個人的には熱を持った時の減衰力の安定度が気になります。
私の2.1は熱ダレのような症状(特にハイスピードコンプレッションがスカスカになる)が発生していたので興味津々ですよ。
さらにエアースプリングがわもDEBONAIR+になり進化しています。
価格はPIKEが168300円、LYRIKが183700円です。
ご注文お待ちしております。