モータースポーツのような機材スポーツでは、ずっと不調だった乗り手が突如調子良くなったりしますよね。
普通のＭＴＢでは、その要素は常識的にセッティングを出せばそれほど大きくないんですが、ファットバイクは微妙なパラメーターの変更の組み合わせで、特性が激変するのでスイートスポットを探り当てるのが難しいんです。
そして、今日ＫＯＮＡ ＷＯのスイートスポットを探り当てました。
このセッティングなら、ちょっと前まで乗っていたＭＵＫＬＵＫ３より格段に限界値が高いです。
タイヤは完全にショルダーまで使えます。
今までは、フロントフォークの剛性が足りなく感じていたのですが、今回のセッティング変更でＳＡＬＳＡクロモリフォークよりはアルミである分確実に高剛性であることも分かりました。
その為にハンドリングは非常に確実で、このセッティングならば普通のＭＴＢと同じ感じで曲がっていくことが出来ます。
パーツやタイヤの変更で重量は2015ＭＵＫＬＵＫ３よりずっと軽いので、全体的な走行性能も勝っています。
ハブは太いアクスルのクイックなので、普通の５ｍｍのクイックのものよりガッチリと止まるのですが、それも効いているような気がします。
一応、雪が降るまでは我慢しますが、雪が降ったら試乗車にしますので、身長１７０ｃｍ未満の方、是非ご検討ください。試しに乗ってみることも出来ますので、乗ってビックリしていただきたいです。フレームがモデルチェンジしてしまったＫＯＮＡですが、あくまでも太いタイヤを履けるようにするためで、このフレームはこれで非常にポテンシャルが高かったのだと気付きました。
今なら税込みで１３万円で購入することが出来ます。
