数日降ったり止んだりの空模様。時節柄『時雨』とでも言うのだろう。
ところで、いつからとはなく、しかし随分長い間、自分の目差すスタイル(文体)がどのようなシステム(体系)に属するものか考えてきた。それにも増してなにが楽しくて文章をこね回すのかの謎も探ってきた。
目差すスタイルの完成形は、ルービックキューブのそれのようにはっきりしたものではないにしろ、そのイメージは朧気に頭の中にある。しかし、書きはじめる段階では、充分にシャッフルされたルービックキューブ同様、まったくの混沌から始まる作業で、どちらかと言えば気の重いことの方が多い。
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言葉が『伝達』のツールとしてだけ存在していればいいのなら、上記の文章は次のようになる可能性もあった。
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ここ数日天候不順である。
ところで、昨今、自分は、どんなふうに文章表現をしたらいいのか考えている。加えて、自らの文章を推敲するのはなぜ楽しいのかの謎も探りたい。
文章を書きはじめるときはいつでも、ルービックキューブをスタートするときのように先が見えなくて気が重い。
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まぁ、状況・気分により、どっちでも構わないだろう。ルービックキューブの手数の多寡の違い程度のものだ。
いずれにせよ、どちらもそれなりに文章をいじりながら楽しい時間を過ごした。あとは扱う内容により、その楽しさは多少増幅されるかも知れない。
先人の言葉 ----- 『なにを書くかよりも、むしろどう書くか』は金言である。
【Tom Petty / Feel A Whole Lot Better】
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