「好きな写真家は」と聞かれたらラルティーグと答える。たまに、加えてアラーキーと言うときもある。しかし、そのふたりのような写真を撮ろうとしているかというと、それは無く、そう思ったこともない(実際には技術的に撮れない・焼けない、というのが正しい)。ただ、ふたりの写真集を見て(思い出して)「撮らなきゃ!」と起爆剤の代わりにすることは時折ある。