きみの靴の中の砂

伊太利亜大使館の夏別荘あたり





 夏の湖畔の賑わいは遙かに遠退き、まるで別世界のよう。
 湖水はすでに秋の終わりを思わせるほど冷たい。

 向こう岸、伊太利亜大使館の夏別荘あたりは、
 今日は霞んではっきり見えない。




【Maki Nomiya - Love So Fine】

 

 

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