駒場の『日本民藝館』で開催中の『西洋家具の美 -18世紀の英国を中心に-』を観てきた。
今日のタイトル・ピクチュアとして採り上げた『板差アームチェア(イギリス 17世紀)』をテーマ・イメージとする企画展である。本来は古民具であるが、ここまで歴史を経ると骨董的民衆工芸、いわゆる美術的価値のある古道具ということになる。他にも17、18世紀の英国製の椅子のコレクションは多く、同時期の食器棚やベッドのヘッドボードなどの展示もあり、それぞれに興味深く足を止めてきた。
民藝-----民衆的工芸-----という言葉は、この博物館の初代館長である思想家・柳宗悦(1889~1961)と同志達により大正末期に造語、命名されたという。そんな縁で常設展には同志・濱田庄司、バーナード・リーチ等の作品が並ぶ。規模のに反して充実したコレクションの博物館である。
ミュージアムショップで、2オンス程の小さな曹達ガラスの-----とってもチープな-----コップをひとつ手に入れた。
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帰途、吉祥寺に出て『OLD / NEW SELECT BOOKSHOP「百年」』に寄った。シンガー・原田郁子と実妹の写真家・原田奈々が一緒に作った、自費出版による超々小冊子の写真文集『てぃーだ ぬーふぁ(太陽の子)』を買う。
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“JOMOの唄” 原田郁子(Clammbon)
FINIS
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