こんなことしてて何になるんだ!?
ある日突然、アルチュール・ランボーが一切の詩作を放棄し ----- 馬鹿馬鹿しい! こん...
些細なことなどどうでもよくなる
歳を重ねると次第に視界が包括的になり、些細なことなどどうでもよくなる。飛行船や熱...
昔、ポンヌフにもこんな風が...
川縁なる陋屋は晩風爽涼なり ----- 昔、ポンヌフにもこんな風が吹いてたっけ。 ...
風待ちのカタマラン(双胴艇)
ボラボラ島はヴァイタペの街はずれでのことだ。 昼下がり。 今、スケートボード...
レア・チーズケーキとかヨーグルトに載せて食べると美味しそう
梅雨明け十日 ----- 日曜の昼下がりのことだ。 イチ子が派手な彩色の洋陶器のボウル...
知らなかった
きのうのパーティーは、きみのママも楽しんでくれたみたいで安心したよ ----- ママも奇...
只今、雲量1
"Out To Lunch !" 見上げる夏空。只今、雲量1。 アイスティーが恋しい季節。 ...
四十三年前に観た映画の半券
結構、整理上手のつもりでいるからゴミみたいなものをコレクションすることはないのだ...
夏休みは秒読み
六月最終週。定期考査。学校は午前中だけ。 「早く帰れるから嬉しい」とイチ子。 ...
日本語では書けないほど気恥ずかしいこと
いつだったかの梅雨明け頃のことだ。 神社のおみくじほどの大きさの細長いの版木をどこからか工面してくると、イチ子は、彫刻刀でそれに何やら彫り始めたようだった。 年賀...