酸辣湯麺(サンラータンメン)
「サンラータンって言うのが正しいのかスーラータンて言うのが正しいのか発音が良く分からないけど、あの酸っぱ辛いスープの麺がとっても美味しいお店があるのよ」とふたりで出かけた市...
同じ原理
他言語を流暢に、つまり、淀みなく話すというのは、発音のスピードの問題のように思うが、実は、動詞や名詞を適格に選択できていることを含んでいる。 ...
午前中の時間割り
もはや観ることの出来ない映画 —— その最大の理由は、駄作だからとしか分析のしようがない。あえてもうひとつ理由を挙げるなら、今の時代がその作品を...
こちらニューヨークはランチタイム
深夜の2時とか3時にネットに記事をアップすると(結構良くする)、たまにニューヨーク辺りの文学系ポータルサイトから『イイネ!』をもらう。世界時計を見ると、この頃ニュ...
とりわけ為すこともなく退屈な午后
雨のいち日。 とりわけ為すこともなく退屈な午后。 人けの絶えたカフェで熱いお茶を飲む。 * 今朝、ベルナール版の古いラディゲ...
マグロは泳ぎ続ける
同じような写真を撮ったり、同じような絵を描いたりしていてマンネリにならないのか、とイチ子さんに聞かれたことがある。 どう答えたかハッキリ覚えてないが、『人もマグロ...
エクタクローム64
水口イチ子と伊豆七島には何度か出かけた。 どこの島で撮った写真かは思い出せない。 この時期、エクタクローム64を使っていた記憶がある。 ストロボをシンクロさせたつ...
砂糖が飽和状態のラム酒
カリブ海の島々の酒飲みは、日本の飲み屋によくあるキリンやサッポロなどのビール会社名が白文字で刷られた宣伝用コップ程の大きさのグラスに、地産のラム酒をドボドボっと入れ、あろ...
永遠のスローガン
明治が終わろうという頃、若い詩人達は、それ以前の日本の伝統的な定型詩の規範から抜け出し、欧米の自由詩を目指した。しかし、それは、西欧の詩のような語法、用法を持たず、外観だ...
ラジオは丸二日聴いていない
ランチに、サンドウィッチふた切れと林檎のパイをひと切れ食べた。 * 気圧が下がりつつある ...