日本の片隅で一主婦がぼやく。

基本、ぼやき。
でも、普通のblog化しそうな今日この頃…

ドーナツ裁判に思う

2020-07-29 00:48:30 | 日記
《ドーナツ窒息死 逆転無罪》ベテラン准看護師と老人ホーム入所女性の間になにが起きたのか?(文春オンライン)
#Yahooニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200728-00039347-bunshun-soci
gooブログ側の不具合か、リンクが貼れません。
記事を読みたい方はurlをコピペするか、ドーナツ裁判で検索して下さい。


私の母も認知症で入院中です。
入院中…母は幸いなことに精神科のある病院に入院出来ました。

2012年のことです。
当時の日記のスクショ



ドーナツ裁判の判決報道をみて思う。
年寄りの介護は大変だ。
高齢と言うだけでヒトとしての機能は低下し色々なことができなくなる。
たんに高齢と言うだけでも世話する方の負担は大変なのに、認知症が加わると介護者の負担は図りしれない。

人間誰しも、住み慣れた自宅の布団の中で心穏やかに最期を迎えたいものだと思う。
だから、老後は家族に世話をしてもらいたい。
子らに介護をして貰いたい、と思っていると思う。

私は母の介護を2年して挫折した。
母は体は元気な認知症で大層手を焼いた。
田舎暮らしを始めて半年もしないうちに実家に残した母の病気が発覚し、通うのも困難な距離に、田舎に連れてきての同居介護を始めた。

結果、友人知人の誰もいない見知らぬ土地での新生活は認知症には良くなかったようで2年の間に要支援から要介護5に至った。

年末年始のディサービスも連休に入った大晦日の朝、母を起こしに行ったら口いっぱいに何かを食べてて、食べるものなんて何もないはずなのに何食べてるの!?と見ると自分が穿いてる紙パンツを毟って口にしててそれを見た瞬間にもう無理だ…と思った。

汚い話し、オムツの中から掴み出したのだろう💩を美味しいかりん糖だと言って頬張っているのを見つけた時の衝撃といったら、驚きよりも怒りが先にきて、殴り倒してしまった。


もう無理!
絶対無理!!

と施設を探し、運良く長期受け入れ可能な病院に入院させて貰えることになった。

どんな事情であれ、親を施設に入れた人は、本来自らしなければいけない介護を放棄し人様に一任した訳だ。

施設内で事故があったとしてもその責任をとやかく言う権利も資格もないと私は思う。

私は自分の母親が病院で不慮の死を迎えたとしても、介護士さんや看護師さんたちに感謝するだけです。

今まで私の代わりに看てくださってありがとうございました!
ってね。


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