函館の旅 その5

えーっと、まだ終わってなかったですね（笑）

前回のトラピスチヌ修道院の後、函館空港へ寄り道
なぜわざわざ函館空港かと言うと、
“生キャラメルが欲しかったから！！”です
今や大人気の生キャラメル
花畑牧場さんのは到底買えそうにないし、函館には取り扱っているお店も
無いようだったんですが、以前どこかのブログで、
“ノースプレインファームさんの生キャラメルが美味しい”と書いてあって、
いろいろ調べてみたら函館空港のANA FESTAに置いてあると言うじゃありませんか
そう言うことでちょっと寄り道をしたと言う訳です

2階に上ってみると、さすが空港、一番目立つところに花畑牧場さんの生キャラメルが
置いてあったようなんですが、“本日売り切れ！！明日の午前中入荷予定！！”と
ビシッと張り紙がしてありました（笑）
でも今回の私の目的はノースプレインファームさんの生キャラメルなので、脇目もふらず
一番奥のANA FESTAへ

ありましたよありましたよ
個数制限もなかったのでお土産に…と次々かごへ入れて、ついでに他のお土産も…
と調子に乗っていたらものすごい金額になって自分で驚いちゃいました（笑）
初の生キャラメル、口に入れたらあっという間になくなってしまうんですけど、
濃厚なキャラメル味が美味しかったです


なんと憧れの“じゃがぽっくる”もGET出来たんですよ～
北海道に行くたびに振られ続けたじゃがぽっくるだったんですが、
レジの前に積んであるのを見たときは感動しました（笑）
でもこちらはまだまだ個数制限があって、相変わらずの人気商品です


函館と言えば、ペイストリースナッフルスの“チーズオムレット”ですね
どこにでもありそうなんですけど、やっぱり一味違います！
これはオススメです

こんな感じでがっつり買い物をしてこの日の日程は終了

函館旅行最終日はまた次の機会に

『東南角部屋二階の女』

死んだ父親の借金を背負い、会社を辞めて祖父（高橋昌也）の持つ古いアパートが
建つ土地を売ろうとしている野上（西島秀俊）。
野上の後輩で、仕事に嫌気がさし同じく会社を辞めた三崎（加瀬亮）。
フードコーディネイトの仕事もうまく行かず結婚に逃げるように野上と見合いをした
涼子（竹花梓）。
その古アパートのオーナーで、祖父の面倒を見ている居酒屋の女将の藤子（香川香子）。
現実から逃げ取り壊し寸前のアパートに集まってきた3人と、ままならない思いを
胸に秘めながらもそこから逃げずに生きてきた人生の先輩達。
アパートの二階の開かない部屋の秘密に触れた時、3人の心は少しずつ変わり始める。


とてもシンプルでとても静かに時間が流れるお話です
女性監督らしい繊細な映画のように思えましたが、池田監督はまだ27歳だそうで
それには非常にビックリしました

ともすると停滞しがちな感じなんですけど、キャストの皆さんの存在感が大きくて
そんなことは全く無かったですね
西島さんと加瀬さんの、まぁ何と自然なこと
2人ともダメな大人の役なんですけど、上手いんですよね～こういうの（笑）
やっぱり間違いなく素敵な役者さんです

それに今回は香川香子さんが素敵でしたね～
タイトルの『東南角部屋二階の女』は香川さん演じる藤子のことなんですけど、
その部屋の窓から、婚約者の兄である野上のお祖父さんのことを見つめていた
年月のことを思うと胸が締め付けられて、セリフはなくとも香川さんの表情から
その胸に秘めた思いが伝わってきて、ホント切なかったです

ゆっくりと、穏やかに、気持ちがすうーっと落ち着いていく優しい映画でした