福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

ゲキ×シネ 『蛮幽鬼』 その2

2010-11-27 20:34:51 | 映画・音楽

新感線の舞台ってただでさえ派手で華やかな感じですけど、毎回キャストも超豪華
しかも私好み(笑)
『蛮幽鬼』もあれだけのキャストが揃って、それぞれが印象に残る役で、やっぱり役者って
すごいんだなと感動しきり

その中でもなんと言っても今回は『サジ』でしょう
“喜怒哀楽の全てを笑顔で表現する男”堺雅人の怪しさ全開でゾクゾクしました
子供みたいに無邪気な顔でいともたやすく人を殺すサジ。
でも奥底に抱えた憎しみや恨みが顔を覗かせる瞬間があって、それがまた凄みがあって
格好良し
こういう細かい表情まで見えるのがゲキ×シネの醍醐味なんだろうなぁと思います
そして新感線と言えば殺陣!堺さんの軽やかでしかも力強い殺陣は本当にお見事
なんでも、演出のいのうえさんは堺さんは殺陣が出来ると聞いていたらしく、本人に
聞いたらほとんどやったことがないと言われ青くなったとか
でもそこからの堺さんの努力が半端ではなかったと。
やっぱり堺さんだからこその“天使のような悪魔”サジだったと思います
テレビで見るのとは全然違う、テンション高めの堺さんもホント素敵です!

主演の上川さんも凄みでは負けず劣らず
ドラマなんかで見るときは“良い人”な役が多いので
憎しみを抱えて復讐の鬼となる土門は新鮮で迫力がありました
でもサジとは違って悪魔にはなりきれない土門が切なくもあり
いつかは生の舞台で上川さんを拝見したいですね

美古都役の稲森いずみさんは本当に綺麗でした!
舞台と違ってアップがあるのもゲキ×シネならではですが、女優さん的にはどうなの?
って心配も、稲森さんにはまったく不要!
華奢な両腕で国を守り、愛した人の最後を看取るラストは鳥肌ものです

美古都に忠誠を誓う若者・刀衣役の早乙女太一さんもこれまた綺麗!
さすが大衆演劇の若きホープ、踊りも殺陣も雰囲気があって貫禄すら感じました
しかしあの綺麗さで男の子って言うんだから羨ましい(笑)

そして新感線と言えば忘れてはならないお馴染みの方々
じゅんさん、すごい顔してましたね~(笑)
でもやっぱり私は好きです、じゅんさん
あの雰囲気の中でのコールアンドレスポンスとか絶対普通あり得ないですけど(笑)
きっちり笑わせたかと思うと次の瞬間には豪快な野心家の道活に戻ってたり、
とにかくその“間”とかバランスが絶妙で
じゅんさんのお芝居を観るたびに私は心をぎゅっと掴まれるのです

バランスが絶妙と言えば僧正も相変わらず
今回はまたこずるいヤツでしたね~(笑)
でもどっか憎めない浮名も僧正らしいというか
覆面して出てくるくだりは僧正の独壇場(笑)

久しぶりの亨さんはイメージにぴったりの無骨だけど義に厚い男らしい役。
刀衣の中性的な雰囲気と対照的で、渋くて素敵でしたよ

劇場の席に座ってたら絶対に見れないような役者さんたちの細かい表情とか
いろんなアングルからの映像とかスローモーションとか
ゲキ×シネだからこそ楽しめる要素がたくさんありました
でもやっぱり劇場でないと味わえないエネルギーとか一体感もありますよね
特に最後のカーテンコールの雰囲気は独特
ゲキ×シネでもエンディングでチラッとカーテンコールありましたけど
カーテンコール好きの私としてはこれじゃちょっと物足りないなぁ
それぞれ良いところがあるので、両方見れれば大満足!!なんですけどね~

ただ、新感線の舞台ってチケット取るのも大変だし東京まで遠征しなきゃならないし
地方民としてはゲキ×シネってものすごくありがたいことは確かです

『薔薇とサムライ』の予告もやってたし、今まで公開されたゲキ×シネも
見れたら嬉しいですね


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11月26日(金)のつぶやき

2010-11-27 01:31:30 | つぶやき
00:30 from www.movatwi.jp
すぽると見逃した…
22:23 from www.movatwi.jp
今朝、目が覚めたら出勤する時間の15分前だった!でも驚異的スピードで準備して出掛けた!人って切羽詰まるとすごい力を発揮するね(笑)
by hi5na5 on Twitter
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