いろいろあって、更新の間が空いています。
直近での出来事は、政権交代の影響を少しばかり受けたことでしょうか。
ご存知のように、さる10月16日に、文科省から「平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について」というアナウンスが行われ、科研費の公募のいくつかが突然ストップしてしまいました。
概算要求見直しで、削られることになった公募は、「新学術領域研究(研究課題提案型)」および「若手研究(S)」です。
これらは、若手が主に応募するものですが、残念ながら真っ先に切られました。
任期付雇用などの逆境に耐えている若手研究者の、研究活動継続の拠り所の一つとなっているものが、失われたわけです。
「不要不急のものを削るべし」という論理が、アカデミアへ具体的に適用された結果、若手研究者はますます危機的ポジションに立たされることとなったようです。
削るところは、他にこそあるのではないかとも思いますが、一番弱いところに押しつけられたみたいです。
非常に低い給与と待遇で、身を粉にしてアカデミアの発展に尽くす若手研究者の存在があることで、業界は回っているはずですが、そこをいじめてどうしようというのでしょうか。
このままいくと、いずれ、20代・30代の(任期付)研究者への支援は「不要不急」、博士支援など「不要不急」といった流れがでてくるかもしれません。この問題(高学歴ワーキングプア問題)、本当に先が見えません。
直近での出来事は、政権交代の影響を少しばかり受けたことでしょうか。
ご存知のように、さる10月16日に、文科省から「平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について」というアナウンスが行われ、科研費の公募のいくつかが突然ストップしてしまいました。
概算要求見直しで、削られることになった公募は、「新学術領域研究(研究課題提案型)」および「若手研究(S)」です。
これらは、若手が主に応募するものですが、残念ながら真っ先に切られました。
任期付雇用などの逆境に耐えている若手研究者の、研究活動継続の拠り所の一つとなっているものが、失われたわけです。
「不要不急のものを削るべし」という論理が、アカデミアへ具体的に適用された結果、若手研究者はますます危機的ポジションに立たされることとなったようです。
削るところは、他にこそあるのではないかとも思いますが、一番弱いところに押しつけられたみたいです。
非常に低い給与と待遇で、身を粉にしてアカデミアの発展に尽くす若手研究者の存在があることで、業界は回っているはずですが、そこをいじめてどうしようというのでしょうか。
このままいくと、いずれ、20代・30代の(任期付)研究者への支援は「不要不急」、博士支援など「不要不急」といった流れがでてくるかもしれません。この問題(高学歴ワーキングプア問題)、本当に先が見えません。