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【SoftBank】au、ドコモの経年割引を引き継げるMNP向け料金プラン

2006年10月23日 23時52分04秒 | SoftBank
 ソフトバンクモバイルが、10月24日から始まる番号ポータビリティ制度の開始を前に、新たな料金プラン「オレンジプラン」「ブループラン」を発表した。

 オレンジプランはauの料金プランを、ブループランはドコモの料金プランをベースとした料金メニュー。それぞれのキャリアが提供している計18の料金プランと計24の割引サービスに対応した料金メニューを用意し、料金プランの月額基本料金は他キャリアの同等のプランより210円安く設定している。

 オレンジプラン、ブループランのいずれも、新規/既存ユーザーかどうかや元のキャリアに依存することなく申し込みが可能。ソフトバンクユーザーがオレンジプランに加入したり、auユーザーがブループランに加入したりすることができる。また両プランとも、新スーパーボーナスやスーパーボーナスの加入が必須ではない点が「ゴールドプラン」と異なる。

 このプランを用意した理由についてソフトバンクは、「(ドコモ、auと)同じ料金プランを用意することで、乗り換えを検討しているユーザーに安心感を持ってもらえる。また、新スーパーボーナスやスーパーボーナスへの加入が必要なく、より多彩な料金プランから自分にあったプランを選べるようになる」(ソフトバンク広報)と説明している。

 ブループランはドコモの料金プランと各種割引をベースにしたソフトバンクの新料金メニュー。基本料金を210円安くした「LLプラン」「Lプラン」「Mプラン」「Sプラン」「SSプラン」「キッズ・シニアプラン」の6つの料金プランと「くりこし」「1年割引」「家族割引」「指定割引」「キッズ・シニア割引」「ハートフレンド割引」「長期利用割引」「パケット定額」「パケット割引」の各種割引サービスを提供。

 オレンジプランはauの料金プランと各種割引をベースにしたソフトバンクの新料金メニュー。基本料金が210円安い「LLプラン」「Lプラン」「Mプラン」「Sプラン」「SSプラン」「ビジネス」「スタンダード」「エコノミー」「ライト」「オフタイム」「デイタイム」「キッズ・シニアプラン」の12の料金プランと「くりこし」「年間割引」「自分割引」「家族割引」「指定割引」「自宅割引」「キッズ・シニア割引」「学生割引」「ハートフレンド割引」「長期利用割引」「パケット定額」「パケット定額ライト」の12の各種割引サービスを提供する。

 ほかにも故障や水濡れなどのトラブルに対応する「スーパー安心パック」、多者通話や割込通話、S!アドレスブックなどをパッケージにした「スーパー便利パック」も用意した。

 なお、パケット定額プランについては、新スーパーボーナスに加入したオレンジプラン、ブループランのユーザーについては、月額定額料980円~4200円の「パケットし放題」に加入できる。


ITmedia D モバイル:au、ドコモの経年割引を引き継げます──ソフトバンクがMNP向け料金プラン

 スーパーボーナスのみにしてユーザーから大反発を受けたソフトバンクはスーパーボーナスに加入しなくても契約できる「ブループラン」と「オレンジプラン」を発表した。

 DoCoMoとauのプランをそっくり真似して、さらに210円安くしたり、繰越や年間契約などもそっり真似するとは、そこまでするか?という気もする。

 これでは他社の良いところをすべて真似しましたと言わんばかりだ。まさになりふりかまわないという態度は、窮地に追い込まれたソフトバンクの状況を表しているのかもしれない。

 しかし、「ゴールドプラン」も含めて、ソフトバンクが携帯電話の価格破壊に早くも取り組み始めたという証拠なのかもしれない。

 また、キャンペーンとは言え、DoCoMoやauからの乗換ユーザー向けの「ブループラン」と「オレンジプラン」で利用年数が引き継げるというのにも大いに疑問が残る。

 もちろん、乗換ユーザーからすればうれしいサービスなのだが、従来のボーダフォンユーザーがスーパーボーナスにすると継続割引面で利用年数が引き継げないというのに、なぜ他社は引き継げて自社のユーザーが引き継げないのかは大いに疑問だ。

【SoftBank】通話とSMSが定額の「ゴールドプラン」と「予想外割」発表

2006年10月23日 22時26分27秒 | SoftBank
 ソフトバンクモバイルは10月23日、ドコモやauの基本料金から210円引きした新料金プラン「ブループラン」と「オレンジプラン」に加えて、ソフトバンク間通話とSMSが0円の新料金プラン「ゴールドプラン」を発表した。

 ゴールドプランは、「新スーパーボーナス」に契約したユーザーのみが加入できる、月額基本料9600円の料金プランで、無料通話はなし、ソフトバンク携帯間の通話やSMSが無料という特徴を持つ。他キャリアへの通話には所定の通話料がかかるほか、S!メールやパケット通信料も別途かかるなど、単体で見るとそれほど大きな特徴はないが、この料金プランでは2007年1月15日までの期間限定で「予想外割」が利用できる。

 予想外割は、ゴールドプランに申し込んだユーザー向けのキャンペーン料金で、予想外割を適用すると、端末代金を店頭価格から最大1万500円割り引くほか、初年度から基本使用料を70%割り引く。また基本使用料とパケット定額プラン「パケットし放題」を最大2カ月無料にする。

 このほかメンテナンスやサポートなどの特典がある「スーパー安心パック」の月額料金が最大3カ月、留守番電話、他者通話、割込通話などがセットになった「スーパー便利パック」の月額料金が最大4カ月無料になる。さらに、他社の携帯電話会社での利用年数がそのまま引き継げ、契約27カ月目にはソフトバンクマイレージサービスのポイントが4200円分プレゼントされる。

 つまり、2007年1月15日までにゴールドプランに契約したユーザーは、最初から11年目以降の基本料金2280円で利用できることになる。

 パケット通信料は「パケットし放題」に申し込むことで定額で利用可能。パケットし放題は月額1029円~4410円の2段階定額方式で、パケット通信料は0.08円/パケットとなる。

 ソフトバンクモバイルの孫正義社長は「おそらく新規に契約するユーザーの8割から9割はこのゴールドプランと予想外割に加入してくださると思う」と話した。


ITmedia D モバイル:ソフトバンク、通話とSMSが0円の「ゴールドプラン」と「予想外割」を発表

 噂通り、MNP直前にソフトバンク携帯間の通話とSMSが無料の新サービス「ゴールドブラン」を発表した。かなりのインパクトだが、携帯電話で本当にこんなことをしてしまって平気なのだろうかと心配になってくる。

 同じ会社間の通話が無料という点ではウィルコム定額に近いが、ソフトバンクはSMSのみが無料と限定されているが、ウィルコム定額はEメール定額が含まれているので、MMSに相当するEメールも無料だし、パソコン相手でも他社携帯電話相手でも無料なので、それよりも限定されているのが少し残念だ。

 ソフトバンクの携帯を使って欲しいという意味で、ソフトバンク間と限定したのだろうから、その意図もわかる。これって、当然プリペイドへの通話も対象になると考えていいのだろうか?

 また、夜の通話に関しては完全に定額とは言えない部分もあるので、ウィルコム定額よりも限定されている感じだ。

 「予想外割」というのはゴールドプラン限定の期間限定キャンペーン?ウィルコム定額の2900円を意識した2880円となっている。
 これは1月15日までのキャンペーン中だけしか適用にならないのか?それとも、「いきなりずっと70%OFF」というのは今後ずっとその料金になるということなのか?ずっと2280円ならば、2年契約してでも加入したいというユーザーは多いかもしれない。

 「新スーパーボーナス」もハッキリしていないし、なんか詳細が不明瞭でわからりにくい。

・従来のプランはどうなるのかがハッキリしない。
・従来のユーザーも26日からゴールドプランと予想外割に入れるのか?
・予想外割は1月15日以降もずっと70%OFF?

 今回の発表はかなりインパクトのある料金設定ではあるが、色々と条件がありそうなので、詳細がハッキリしないと本当にお得で、安心してずっと使えるのかがすぐには判断できそうもない。

 DoCoMoとauもこの発表には驚いただろうが、もっとも影響を受けるのは元祖音声通話定額のウィルコムだろう。携帯電話にこれをやられてしまっては、ウィルコムの死活問題にもかかわる大問題かもしれない。どうするウィルコム。

 しかし、LOVE定額でさえもソフトバンクにとっては、かなりの負担ではないかという噂もあるのに、ゴールドプラン+予想外割なんていきなりやってしまって、本当に平気なのだろうかと心配になる。

 X01HT、910SH、705NKあたりが安く買えれば、ゴールドプラン+予想外割というのも悪くないかもしれないと思えてきた。