KDDIは12機種、ソフトバンクは13機種。そしてドコモは14機種
今回のドコモ販売ランキングは、首位に「P902i」、そして「SH902iS」、「N702iD」、「N902i」、「FOMAらくらくホンIII」と続き、若干の順位変動があったもののトップ5の顔ぶれは変わらない結果となった。
ただし6位以下の端末に目を向けると、7位に「N902iS」(前回11位)、8位に「D902iS」(前回9位)、9位に「P902iS」(前回10位)、10位に「F902iS」と、902iSシリーズが揃って順位を上げてきている。
安価な夏モデルか、最新の秋冬モデルか
NTTドコモとは対照的に、先手を打ってすでに2006年秋冬モデルを投入しているKDDI。
初登場から4週連続で首位を獲得している「W43S」のほか、「W43H」(5位)、「A1406PT」(7位)、「A5522SA」(8位)、「W45T」(10位)がTOP10圏内に入り、10月に入って「W43K」、「W41SH」も発売された。
これらの新端末はTOP10圏内に入るほどの売れ行きは見せているが、au端末は最近、1つ前のモデルであっても早めに1円ないし数千円ほどに値下がりした価格で販売され、人気も持続する傾向がある。実際、最近のランキングでも上位に安価で販売されている夏モデルが半数入っている。
「705P」、幸先のよいスタートダッシュ
9月末に新端末を13機種発表したソフトバンクモバイル。早速、10月7日より「910T」、「810SH」、「811SH」、「705P」の4機種が発売された。
中でも幸先のよさそうなスタートダッシュを決めたのが、「J-P51」以来となるソフトバンクモバイル向け(当時J-フォン)端末を投入する、パナソニック モバイル製の「705P」。集計期間の関係で1日のみの集計結果だったにも関わらず、ベストセラー端末「705SH」、AQUOSケータイ「705SH」という同社の人気端末に次ぐ3位にランクインした。
ITmedia D モバイル:「705P」、スタートダッシュを決める
DoCoMoは値下がりし始めたP902iが首位に立ち、902iSシリーズも5機種ランクインした。おそらくF902iSが初のランクインとなり、その代わりにFOMAらくらくホンⅡが圏外に落ちた。その他の顔ぶれには変化はない。
その結果、ベスト10中、902シリーズ全体で8機種となり、ユーザーのハイエンド志向がますます顕著になっている。特に機能の割に割高感のある702シリーズが苦戦しているのが目立つ。
903iの発表により、902iと902iSシリーズのさらなる値下がりが見込めるため、ますます902シリーズの比率が今後増える可能性もありそうだ。
auのベスト2は先週と同じくW43SとW42Kとなり、W45Tが先週の14位から10位に入った以外は先週と同じ顔ぶれだ。
3位になったW42Hはどこといって特徴のない端末なのだがおサイフケータイの中で一番安いのが人気なのだろうか?auはおサイフケータイの機種がまだまだ限定されているのがW42Hに人気が出た原因なのかもしれない。
ベスト10中7機種がWIN端末だが、残りのAシリーズは6、7、8位と手堅い印象だ。これは学割やワイドサポート用端末という位置付けがあるために根強い需要があると思われる。それだけに、Aシリーズ端末ももう少しラインナップを充実して欲しいところだ。
ソフトバンクもベスト2は先週と同じく705SHと905SHだが、705P(写真)が初登場3位と予想外に健闘した。シャープと東芝以外の端末が初登場で3位になったのは記憶がない。しかも、1日の集計だけで3位になったということなので、次回は1位か2位を狙えそうな勢いだ。
これは実質的にシャープと東芝の二社体制が続いていたボーダフォン(ソフトバンク)からすれば、とても明るいニュースと言える。
超薄型、ワンプッシュオープン、ひさしぶりの松下製というだけでも十分人気が出る材料は揃っている。しかし、展示機を触ってみると、ダイヤルキーは安物のカード電卓のような樹脂製で、頻繁にメールとか打っているとボタン周りが切れてしまうのではないかと耐久性が心配になる。(705SHのボタンの耐久性も不安だが・・・)しかも、通常はスーパーボーナスでの販売となるため、2年も使い続ける必要があり、とてもこのダイヤルキーでは2年ももたないと思える。
薄型化もいいのだが、耐久性を犠牲にした薄型化よりは、多少分厚くても耐久性の高い端末の方が長く使っていて安心できる気もする。あまりに耐久性の低い薄型端末を出してしまうと、それの機種変更の時期には薄型端末は敬遠されるのではないだろうか?
もしくはスーパーボーナスで薄型端末を買わせておいて、一年も経たずにキーが壊れて、それが原因で嫌気がさして機種変更させて、ローン残高を払わせようと言うのがソフトバンクの狙いだったりして・・・などと思わず考えてしまう。
今回のドコモ販売ランキングは、首位に「P902i」、そして「SH902iS」、「N702iD」、「N902i」、「FOMAらくらくホンIII」と続き、若干の順位変動があったもののトップ5の顔ぶれは変わらない結果となった。
ただし6位以下の端末に目を向けると、7位に「N902iS」(前回11位)、8位に「D902iS」(前回9位)、9位に「P902iS」(前回10位)、10位に「F902iS」と、902iSシリーズが揃って順位を上げてきている。
安価な夏モデルか、最新の秋冬モデルか
NTTドコモとは対照的に、先手を打ってすでに2006年秋冬モデルを投入しているKDDI。
初登場から4週連続で首位を獲得している「W43S」のほか、「W43H」(5位)、「A1406PT」(7位)、「A5522SA」(8位)、「W45T」(10位)がTOP10圏内に入り、10月に入って「W43K」、「W41SH」も発売された。
これらの新端末はTOP10圏内に入るほどの売れ行きは見せているが、au端末は最近、1つ前のモデルであっても早めに1円ないし数千円ほどに値下がりした価格で販売され、人気も持続する傾向がある。実際、最近のランキングでも上位に安価で販売されている夏モデルが半数入っている。
「705P」、幸先のよいスタートダッシュ
9月末に新端末を13機種発表したソフトバンクモバイル。早速、10月7日より「910T」、「810SH」、「811SH」、「705P」の4機種が発売された。
中でも幸先のよさそうなスタートダッシュを決めたのが、「J-P51」以来となるソフトバンクモバイル向け(当時J-フォン)端末を投入する、パナソニック モバイル製の「705P」。集計期間の関係で1日のみの集計結果だったにも関わらず、ベストセラー端末「705SH」、AQUOSケータイ「705SH」という同社の人気端末に次ぐ3位にランクインした。
ITmedia D モバイル:「705P」、スタートダッシュを決める
DoCoMoは値下がりし始めたP902iが首位に立ち、902iSシリーズも5機種ランクインした。おそらくF902iSが初のランクインとなり、その代わりにFOMAらくらくホンⅡが圏外に落ちた。その他の顔ぶれには変化はない。
その結果、ベスト10中、902シリーズ全体で8機種となり、ユーザーのハイエンド志向がますます顕著になっている。特に機能の割に割高感のある702シリーズが苦戦しているのが目立つ。
903iの発表により、902iと902iSシリーズのさらなる値下がりが見込めるため、ますます902シリーズの比率が今後増える可能性もありそうだ。
auのベスト2は先週と同じくW43SとW42Kとなり、W45Tが先週の14位から10位に入った以外は先週と同じ顔ぶれだ。
3位になったW42Hはどこといって特徴のない端末なのだがおサイフケータイの中で一番安いのが人気なのだろうか?auはおサイフケータイの機種がまだまだ限定されているのがW42Hに人気が出た原因なのかもしれない。
ベスト10中7機種がWIN端末だが、残りのAシリーズは6、7、8位と手堅い印象だ。これは学割やワイドサポート用端末という位置付けがあるために根強い需要があると思われる。それだけに、Aシリーズ端末ももう少しラインナップを充実して欲しいところだ。
ソフトバンクもベスト2は先週と同じく705SHと905SHだが、705P(写真)が初登場3位と予想外に健闘した。シャープと東芝以外の端末が初登場で3位になったのは記憶がない。しかも、1日の集計だけで3位になったということなので、次回は1位か2位を狙えそうな勢いだ。
これは実質的にシャープと東芝の二社体制が続いていたボーダフォン(ソフトバンク)からすれば、とても明るいニュースと言える。
超薄型、ワンプッシュオープン、ひさしぶりの松下製というだけでも十分人気が出る材料は揃っている。しかし、展示機を触ってみると、ダイヤルキーは安物のカード電卓のような樹脂製で、頻繁にメールとか打っているとボタン周りが切れてしまうのではないかと耐久性が心配になる。(705SHのボタンの耐久性も不安だが・・・)しかも、通常はスーパーボーナスでの販売となるため、2年も使い続ける必要があり、とてもこのダイヤルキーでは2年ももたないと思える。
薄型化もいいのだが、耐久性を犠牲にした薄型化よりは、多少分厚くても耐久性の高い端末の方が長く使っていて安心できる気もする。あまりに耐久性の低い薄型端末を出してしまうと、それの機種変更の時期には薄型端末は敬遠されるのではないだろうか?
もしくはスーパーボーナスで薄型端末を買わせておいて、一年も経たずにキーが壊れて、それが原因で嫌気がさして機種変更させて、ローン残高を払わせようと言うのがソフトバンクの狙いだったりして・・・などと思わず考えてしまう。
順位 | NTTドコモ | au | ソフトバンクモバイル | |||
1 | ↑(2) | P902i | →(1) | W43S | →(1) | 705SH |
2 | ↓(1) | SH902IS | →(2) | W42K | →(2) | 905SH |
3 | ↑(4) | N702ID | ↑(5) | W42H | 初(-) | 705P |
4 | ↓(3) | N902I | ↓(3) | ウォークマンケータイW42S | ↓(3) | 904SH |
5 | →(5) | FOMAらくらくホンIII(F882IES) | ↓(4) | W43H | ↓(4) | スーパーボーナス+iPod nano(705SH+iPod nano) |
6 | →(6) | SH902I | →(6) | A5521K | ↑(8) | V502T |
7 | ↑(11) | N902IS | →(7) | A1406PT | ↓(5) | 705T |
8 | ↑(9) | D902IS | ↑(10) | A5522SA | ↓(6) | V604SH |
9 | ↑(10) | P902IS | ↓(8) | W44T | ↓(7) | 803T |
10 | ↑(12) | F902IS | ↑(14) | W45T | ↑(15) | V201SH(プリペイド) |