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ライト・グリーン・ライフその1

2021-12-11 11:45:43 | グリーン・ライフ
ここでいうライトは、グリーンではなくライフのほうを修飾する形容詞だ。
身の回りには緑がなくっちゃ、ではなく、あっても苦にしない、
ぐらいの姿勢で緑と付き合っている我がライフスタイルに触れる。
部屋の中には菊の香りが微かにする。昨年夏の終わりごろに買ったポットマムは
ちょうど今頃まで楽しませてくれた。大方花が終わったのでネットの
指南書通りにバッサリ刈り込んで年を越した。春になると眠りから覚めたと見えて
秋のイベントに向けて、伸び始めた。
日光は無料だし、ただみたいな水は根腐れは起こさぬ程度に与えた。
が、いかんせん、素人のやることが不服と見えて、ひょろひょろと伸びるばかり。
あっさりと購買時の草丈を超えてしまったので、このひょろひょろたちを
分岐した先でチョッキーン。菊なんだからその気になれば葉っぱも喰える、
ぐらいの気持ちで小さな瓶に活けた。花瓶ではなく、本当の「いっぱーつ」
というドリンクの類の空きビン。ところが奴らときたら、「わし等、贅沢は
申しません。ここで十分でごぜーます」とばかりに、水と空気と日光だけの
環境で、白い根っこを伸ばし始めた。そんなにしてまで生き延びたいんかと、
こちらにも情がわいてくる。水だけでは可哀そうになってきて、3㎝ぐらいまで
根が伸びたの見計らって、次々に土がある本来の姿(とはいっても、
カップヌードルの空き容器に、どっかの畑からバケツで掠めてきた土を入れ、
根を傷めないよう植え替え、これまた私の感性で十分だと思うぐらいの水を
遣るぐらいしか出来ないんだが)にしてやった。奴らも温情に応える気に
なったのか、次第につぼみを膨らませていった。
10月の末ごろから、ちらほらと開花し始めた。ひょろひょろを切り取られた
本家の鉢よりも、手間をかけた分家たちのほうが花付きがいいような気がする。
それにしても花持ちがいい。手元に置きたいと、隣の部屋の出窓に置いてある
鉢(と呼んでいいのかな)から、見頃なのを切り取ってきては、奴らにも
見覚えのあるはずの瓶に活けてみるのだが、長いのはもうひと月になるのに、
一向に衰える気配がない。ブログ的には写真とかあればいいのだろうけど、
写真でも部屋にほのかに漂う菊の香までは伝わらんものねえ。
植物の中にあるタイマーの不思議についても触れたかったが、また日を改めて。

体重計じゃなく鉢重計

2021-11-29 15:51:57 | グリーン・ライフ
件(くだん)のミニ観葉だが、名無しさんのほうはどうやら、
ポリシャス・フルティコーサ(タイワンモミジ)ということで落ち着いた。
もう一方はどう見てもテーブルヤシに相違ない。2か月の間、枯らさぬように、
水をやり過ぎぬようにと、ビギナーらしい心配りはしてきた。
思いついたのは、購入時のコンディションをどう維持するかという難題を、
不確かな見た目ではなく、ちゃんとした数値で管理すること。
で、白羽の矢が立ったのがクッキングスケール。そりゃあ、丈夫に、
すくすくと成長はしてほしいものだが、ダイコンやニンジンじゃあるまいし、
にょきにょきと育つものでもなかろうから、鉢ごとの重さをキープすれば、
当面の水の管理は及第点だろうという発想。これくらいなら小遣いの
範囲内だろうと、ホームセンターで1200円ぐらいで買ってあったデジタルの
2個目の(1個目は本来の用途で台所で待機中)クッキングスケールを使うことに。
で、ポリちゃんは215g、テーブルヤシのやっちゃんは229g近辺を
維持してきたのだ。新入りばかり可愛がるわけにもいかぬ。2か月だけ先輩の
ゴーラムも同じ対応をすることに。こちらはポットの大きさとか、多肉植物と
いうこともあって、600g弱が目安。
万事うまくいくかに見えたが、ここに至って気掛かりが一つ。
授業料代わりの新顔のガジュマルが、スケールリミットに近い967g。
これから春先までは安定期らしいが、温かくなると、オーバーリミットに
なることは必定。2㎏まで量れるやつを買わなきゃならないのかな。


授業料580円

2021-11-27 14:24:08 | グリーン・ライフ
出身地が、よく言えば自然豊かなところなので、身の周りに緑が多いのは
精神的にもよさそうに思う。盆栽いじりが似合う歳になったのかもしれないが、
根底に狩猟採集民の血が流れているのか、果実という見返りを願う下心が
見え隠れしている感はぬぐえない。味を堪能した後の柚子のタネを
ヨーグルトの空き容器を鉢代わりに蒔いてみたら、リスペクタブルな生命力で
発芽し、ゆくゆくは花を咲かせ、実を着け、さらに一族を繁茂させようという気
満々に見えるが、5年生のあいつ等もまだ樹高は30cm前後。幹の太さと言ったら、
鉛筆はおろか、綿棒の先ぐらい。桃栗三年柿八年といわれているが、そのあとに
ゆずの大馬鹿18年と続くと知ったのは、あいつ等が2年生の時。
さて、スーパーの店先の催事でミニ観葉が並べられているのを横目に、
通り過ぎようをしたときに、私を連れて帰ってという心の叫びを感じた気がして
衝動買いしたのが、300円(税別)の二鉢。それが2か月前だったかな。
季節が進んで寒いようと言わんばかりに、葉っぱを黄色くして訴えている様子。
ところが名前がわからない。スーパーの催事用のバーコードがあるだけで、
手掛かりなりそうもない。ネットの植物図鑑を見てみたが拉致開かず。
一枚だけそれらしい写真があるHPにたどり着いたが、ここでも答えがわからず、
街の園芸屋さんに助けを求めることにした。
「これなんですけど」
「これはポリシャスですね」と即答。さすがプロ。寒さに弱いこと、
冬越しの仕方などを教えて頂いた。で、授業料代わりにガジュマルを一鉢。