佐々木朗希のドジャース入りが決まった。25歳ルールでとりあえず6年間安月給で働んだと。古巣ロッテには育成御礼金(?)として2億5千万円が支払われるんだそうだ。もう2年育てれば数十億円になったはずの育成御礼金がこれっぽっちになってしまった要因は球団側にあったと指摘する人が誰もいないようなので、持論を展開したい。
MLBに行きたい、行きたいの一点張りの佐々木をカネで封じ込めることは出来なかったのか。年功序列と実力成果主義が微妙に入り混じっている年俸の決め方に、もう2年育てれば大儲けできるといった先を見通す視点はあったのか。最年少での完全試合を達成したんだし、集客力の点でも貢献があったはずなのに、22年オフの契約更改時に出し惜しんだ感がぬぐえない。23年の成績も5割アップしておかしくなかったのに、わがままをいうから制裁だとばかりにほぼ現状維持だった。これでは勤労意欲も落ちるし、こんな球団を飛び出して早くMLBに行きたいというのもわかる気がする。もし仮に23年からの4年間に彼に年俸という形で12億円をつぎ込めば、26年オフには100億円に近い利益を得られるのではないだろうか、という算盤をなぜはじかなかったのか。
今更2年前には戻れないが、ロッテ球団はローリスクはローリターンだということをずいぶん高い授業料でお勉強したんじゃないかな。
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