今日、みなみと阪急電車に乗る用事があったのだが。
ホームに着いた電車に乗り込むと、
いつものように、西宮北口の進学塾に向かう小学生がたくさん乗っていた。
私とみなみの前に、足をひきずったおばあさんが車両に乗り込み
吊革に手も届かず、よろけながら立っていた。
そのおばあさんの前には、座席に座って塾の参考書を開いている男の子。
ちょっとあなた!おばあさんに席をかわってあげなさいよ!!!
考えるより先に、声が出ていた。
しかも、自分でもびっくりするほど、大きい声!
男の子は、すぐに、席をゆずり、
おばあさんは、男の子に、ありがとね、ありがとね、と
何度もお礼を言っておられた。
しかし、気まずそうな男の子。
何かフォローをしなければ。
自分から席を譲ることには気付かなかったけれど、
それでも、おばあさんに席を譲ってあげられたのだ。
でも、私もなんだか気まずい感じ。
西宮北口に着いたら、男の子を思いっきり褒めてあげよう
と思った。
えらかったね。おばあさん、よろこんでくれてたね。
今日はきっといいことあるよ!
そう言って笑ってあげたかった。
だけど男の子は、気まずかったのか、
降り口とは反対の扉から降りていった。
私は、階段をあがってからも、しばらくその子を待っていたけれど
見失ってしまったみたい。
今日、キミは、とってもいいことをしたんだよ!
いまがいちばん あしたもいちばん!
ホームに着いた電車に乗り込むと、
いつものように、西宮北口の進学塾に向かう小学生がたくさん乗っていた。
私とみなみの前に、足をひきずったおばあさんが車両に乗り込み
吊革に手も届かず、よろけながら立っていた。
そのおばあさんの前には、座席に座って塾の参考書を開いている男の子。
ちょっとあなた!おばあさんに席をかわってあげなさいよ!!!
考えるより先に、声が出ていた。
しかも、自分でもびっくりするほど、大きい声!
男の子は、すぐに、席をゆずり、
おばあさんは、男の子に、ありがとね、ありがとね、と
何度もお礼を言っておられた。
しかし、気まずそうな男の子。
何かフォローをしなければ。
自分から席を譲ることには気付かなかったけれど、
それでも、おばあさんに席を譲ってあげられたのだ。
でも、私もなんだか気まずい感じ。
西宮北口に着いたら、男の子を思いっきり褒めてあげよう
と思った。
えらかったね。おばあさん、よろこんでくれてたね。
今日はきっといいことあるよ!
そう言って笑ってあげたかった。
だけど男の子は、気まずかったのか、
降り口とは反対の扉から降りていった。
私は、階段をあがってからも、しばらくその子を待っていたけれど
見失ってしまったみたい。
今日、キミは、とってもいいことをしたんだよ!
いまがいちばん あしたもいちばん!