リビングテーブルの私の定位置から左を見ると
すりガラスの上げ下げ窓があって、
先日から、その窓越しに、
背の伸びたセイタカアワダチソウが1本、風にゆらゆら揺れる影が
映っていました。
それは、まるで、緑の大蛇が鎌首をもたげて
こちらの様子をうかがっているように見えて、
初めて私がそれに気づいた時も
マジびっくりしたのですが、
これはオモシロイと思って、そのままにしていたのです。
それが、昨日、みなみとおやつを食べていると…。
みなみ「お母さん!!何、あれ! こっち見てる!!!!!」
私(ふふふ、みなみも驚いてるぞ…)「ぎゃ!何あれ!!!」
みなみ「何なん!お母さん、アレ何なん!!!」
↑恐怖の形相で抱きついてくる
私「へび!!?あれ、蛇ちゃう!!?」
みなみ「蛇やん!あれ蛇やん!!あ、舌出した!こっち見てるやん!!!」
みなみのマジ恐怖の形相が、おかしくておかしくて
ビデオ、ビデオと思ったけど、
それで冷静になられて気づかれるよりはしばらく楽しもうと思って
風でゆれるセイタカアワダチソウの影が、行ったり来たり
窓に近づいたり離れたりしているのを
半泣きになって怖がっているみなみと一緒に怖がっている
ふりをしていました。
みなみは蛇に睨まれたネズミと同じで
恐怖のあまりリビングのテーブルから少しも動けず固まっています。
わたし「大きいな、あれ、日本の蛇じゃないわ。」
みなみ「外国から買って来たのを誰かが飼えなくなって放したんや。
そういうの多いらしいで…」←震えながら。
わたし「ちょっと、事典で調べてみよう」
↑21世紀こども百科を取りに行こうとする
みなみ「あかん!お母さん!動いたらあかん!!蛇が向かってくるから、
動いたらあかん!!!!!」
↑私の腕にしがみつき必死に止める
わたし「大丈夫だって。気づかれないようにゆっくり行くから…」
↑ほふく前進しながらリビングの本立てから事典をとってくる
みなみ「載ってないなあ…あんなデカイ蛇何やろう…」
わたし「あれ、蛇っていうか、ブラキオザウルスっぽくない?」
↑「へび」のページから「きょうりゅう」のページへ移動
みなみ「お母さん!冷静になってよ!!!恐竜がいるわけないやん!
恐竜はもう絶滅してんねんて!落ち着いてよ!」
わたし(オマエが全然落ち着いてないんだよっ)
みなみ「それに、こんな狭いところに恐竜が入るわけないやん!
絶対蛇やって!!!!あ!また、こっち見た!!!!!」
わたし「ちょっと、窓開けて見てみるわ」
みなみ「あかん!お母さん!絶対にあかん!!あかん!あかん!あかん!!!!」
↑本泣きしながら私の腕をぐいぐい引っ張る
わたし「網戸があるから大丈夫やって」
みなみ「絶対あかん!ぼく絶対放さへん!!どうしても行くなら
ぼくを殺してから行け!!絶対あかん!!!」
もう、おかしくておかしくてたまらんかったよ~~~!!
わたし「ちょっとまって、あれ、セイタカアワダチソウちゃう?」
みなみ「お母さん!違うやん!セイタカアワダチソウに舌なんかないやろ!!
落ち着いてよ!!セイタカアワダチソウガぼくたちを食べようとするか!」
あまりのみなみの必死さがちょっとかわいそうになってきて
まあ、そんなこんなで泣きじゃくりながらわたしを止める南を
ふりほどいて窓を開けてみると…。
みなみは大笑いするかな~と思っていたら
しばらく震えが止まらないままで
みなみ「今度こういうことがあったら、今度こそお母さんを放さへんからな。
絶対にぼくのいうこと聞いてよ!!」
と、笑いもせず、怒りもせず、マジで危機管理について語っていた。
USJよりも、ずっとおもしろかったわ~~!
まったくもって
いまがいちばん あしたもいちばん!
すりガラスの上げ下げ窓があって、
先日から、その窓越しに、
背の伸びたセイタカアワダチソウが1本、風にゆらゆら揺れる影が
映っていました。
それは、まるで、緑の大蛇が鎌首をもたげて
こちらの様子をうかがっているように見えて、
初めて私がそれに気づいた時も
マジびっくりしたのですが、
これはオモシロイと思って、そのままにしていたのです。
それが、昨日、みなみとおやつを食べていると…。
みなみ「お母さん!!何、あれ! こっち見てる!!!!!」
私(ふふふ、みなみも驚いてるぞ…)「ぎゃ!何あれ!!!」
みなみ「何なん!お母さん、アレ何なん!!!」
↑恐怖の形相で抱きついてくる
私「へび!!?あれ、蛇ちゃう!!?」
みなみ「蛇やん!あれ蛇やん!!あ、舌出した!こっち見てるやん!!!」
みなみのマジ恐怖の形相が、おかしくておかしくて
ビデオ、ビデオと思ったけど、
それで冷静になられて気づかれるよりはしばらく楽しもうと思って
風でゆれるセイタカアワダチソウの影が、行ったり来たり
窓に近づいたり離れたりしているのを
半泣きになって怖がっているみなみと一緒に怖がっている
ふりをしていました。
みなみは蛇に睨まれたネズミと同じで
恐怖のあまりリビングのテーブルから少しも動けず固まっています。
わたし「大きいな、あれ、日本の蛇じゃないわ。」
みなみ「外国から買って来たのを誰かが飼えなくなって放したんや。
そういうの多いらしいで…」←震えながら。
わたし「ちょっと、事典で調べてみよう」
↑21世紀こども百科を取りに行こうとする
みなみ「あかん!お母さん!動いたらあかん!!蛇が向かってくるから、
動いたらあかん!!!!!」
↑私の腕にしがみつき必死に止める
わたし「大丈夫だって。気づかれないようにゆっくり行くから…」
↑ほふく前進しながらリビングの本立てから事典をとってくる
みなみ「載ってないなあ…あんなデカイ蛇何やろう…」
わたし「あれ、蛇っていうか、ブラキオザウルスっぽくない?」
↑「へび」のページから「きょうりゅう」のページへ移動
みなみ「お母さん!冷静になってよ!!!恐竜がいるわけないやん!
恐竜はもう絶滅してんねんて!落ち着いてよ!」
わたし(オマエが全然落ち着いてないんだよっ)
みなみ「それに、こんな狭いところに恐竜が入るわけないやん!
絶対蛇やって!!!!あ!また、こっち見た!!!!!」
わたし「ちょっと、窓開けて見てみるわ」
みなみ「あかん!お母さん!絶対にあかん!!あかん!あかん!あかん!!!!」
↑本泣きしながら私の腕をぐいぐい引っ張る
わたし「網戸があるから大丈夫やって」
みなみ「絶対あかん!ぼく絶対放さへん!!どうしても行くなら
ぼくを殺してから行け!!絶対あかん!!!」
もう、おかしくておかしくてたまらんかったよ~~~!!
わたし「ちょっとまって、あれ、セイタカアワダチソウちゃう?」
みなみ「お母さん!違うやん!セイタカアワダチソウに舌なんかないやろ!!
落ち着いてよ!!セイタカアワダチソウガぼくたちを食べようとするか!」
あまりのみなみの必死さがちょっとかわいそうになってきて
まあ、そんなこんなで泣きじゃくりながらわたしを止める南を
ふりほどいて窓を開けてみると…。
みなみは大笑いするかな~と思っていたら
しばらく震えが止まらないままで
みなみ「今度こういうことがあったら、今度こそお母さんを放さへんからな。
絶対にぼくのいうこと聞いてよ!!」
と、笑いもせず、怒りもせず、マジで危機管理について語っていた。
USJよりも、ずっとおもしろかったわ~~!
まったくもって
いまがいちばん あしたもいちばん!