海辺の町から

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ヒヨドリは何処へ

2025-03-08 11:11:27 | 日記

昨日の晴天が嘘のよう 小雨の降る寒い朝となりました。

3月7日 菜園から野菜を調達 お昼に戴きました。

一寸豆の花も咲きそうです。

 

3月7日

風は冷たいけれど太陽が明るい。

布団を干したいところだけれど手摺りが薄ら黄砂に覆われていた。

北西の風に乗り招かざる客が今年もやって来た。

 

気象予報士がTVで花粉や黄砂の大きさの話をしていた。

1㎛(マイクロメートル)=1㎜の1/1000の大きさで

雨粒は0.5㎜~数㎜

スギ花粉は30~40㎛

黄砂は4㎛

 

雨粒以外は顕微鏡レベルの大きさで一つ一つ粒子は小さいけれど一斉に宙を舞う様は

季節の厄介者である。

ウイルスや排気ガスに至っては0.3㎛0.25㎛以下というから顕微鏡的数字に思える。

身体の弱そうな所を狙って入り込んでくるのだろうか。

 

相変わらず野菜の高値が続いている。

僅かばかりの野菜を育てているがこの様な時期は侮れなく菜園の野菜でも役立っている。

食べるのが可哀想なくらいの小さなブロッコリーを初収穫して

実の詰まった採れたてを鰹節とカニカマで甘酢和えにして戴いたが殊の外美味しい。

 

芽出しに失敗した三度目の白菜は薹立ち始め時季のものと実感している。

何時もなら廃棄している白菜を勿体ないとワサビであえて

野菜高騰に細やかな抵抗をして。

 

そう言えばここ数日ヒヨドリを見ていない。

防虫ネットが足らず簾をかけられたジャガイモの葉が重たそうに。

ヒヨドリは渡りを始めたのだろうか。

目の敵にしていたヒヨドリを見掛けなくなると拍子抜けしている 勝手なものである。

 

 


安あがりな夕食でした。

2025-03-05 20:44:11 | 日記

定期船当番日 風が強く寒い朝でした。

初物のワカメを戴いた。

海の中からも春がきた。

タップリの沸騰したお湯の中に褐色のワカメを入れ緑色に色が変ると同時に水の中に入れると

一段と鮮やかな緑色になる。ワカメの色素が熱によって緑の色素クロロフィルが現われる為である。

茹でたてをポン酢で戴く。

ワカメのしゃぶしゃぶである。罪悪感無く幾らでも喉を通る。

コリッとした食感 今しか味わえない旬のワカメ。

 

岩牡蠣養殖をしている友人からハネのむき身の岩牡蠣を戴いた。

早速フライにしてナマコは大根おろしタップリのナマコ酢で我が家のヒジキは煮物にして。

戴き物の烏龍茶とで

地産地消を地で行く安あがりの夕食 ご馳走様でした。


原点に立ってと

2025-03-03 14:20:02 | 日記

叩きつけるような雨と風の強い朝

暖かだった昨日

寒さに弱いブラッドオレンジの木 家の中に入れたりと過保護に扱っていたが陽気に誘われて菜園の隅に植えてみた。

 

3月2日

朝から東京マラソンを観ていた。

近年マラソンの高速化は凄まじく アフリカ勢の驚異的な身体能力には目を見張るものがある。

アフリカ勢に追い付けと日本に於いても長距離ランナーの底上げがなされ

科学的な練習法や高地トレーニングが取り入れられ少しずつ距離が縮まってきたように思える。

 

各地で行なわれる駅伝が巡ってくるとその季節が愈々やって来たと実感する。

この季節の楽しみの一つでもある。

 

先の大阪マラソン出場選手の中に当市出身の鈴木健吾選手がいた。

彼は2021年2月びわ湖毎日マラソンで2時間04分56秒の日本記録を樹立したが

その後一番油の乗り切っていた時期を体調不良で記録を残せずにいた。

 

高校生の頃海岸線をひたすら走っていた姿が脳裏を過る。

地道な練習の積み重ねがあっての結果だろうし今度こそ頑張って欲しいものと期待していた。

優勝こそ叶わなかったものの2時間06分18秒と復活の兆しを感じた。

只走るだけの長距離走 惹き付けて止まない不思議な魔力がある。

 

アメリカとウクライナの話し合いが決裂した。

誰もが望んでいた戦争終結 侵略戦争を仕掛けたプーチンが一番安堵しているのではないだろうか。

 


一日も早い鎮火を

2025-02-28 13:55:12 | 日記

紅梅が一輪咲き出して

先の強風で傾きかけたレモンの木 手当をしてあげねばと思っている。

夫に目の毒なおやつを戴きました。

 

岩手の山林火災が鎮火していない。

山が海岸線まで迫る土地に暮らす人達に取って逃げ場がない半島海岸部に立つ集落。

海辺の町も山を背に集落がある。

ひとたび災害に見舞われると迂回路のない一本道 命をつなぎ止める為には早めの避難が求められる。

 

目の前は海 海水はあっても乾燥した山に為す術無く 強風は山を越え別の集落をも巻き込んで

一面火の海となっている。

東日本大震災で大切なものを失って 生活再建に動き出した町を再び襲うとは。

 

3月9日当地も避難訓練が予定されている。

たき火、野焼き、放火、そしてたばこが日本に於ける火災原因の上位を占めているという。

原因は定かでは無いが防げる火災でもある。

 

平年41㎜という大船渡市の2月の降水量 今年は2.5㎜と言うから如何に少なく乾燥しているかが分かる。

昨夏の猛暑による樹木の立ち枯れによって山が荒れ 乾燥した中での強風と様々な条件が重なり

火災は鎮火の様相を見せていない。

皮肉なことに大雪と乾燥 相反するようで相反しているとは思えず 

全ては人間の行動に起因していると思っている。


荒んだ社会にならないで。

2025-02-26 11:39:52 | 日記

2月25日 -2℃の朝寒さに縮こまっていた。

前日の雪で山は白くなり

其れでも日中の気温で雪も溶けていた 街からの帰り道養殖筏の向こうに見える山が

上の画像に映る山です。

 

2月26日

昨日の暖かさを身体が覚えているせいか今朝一番に外に出てみると

暖かいのかどうなのか身体が鈍って分からない。

 

暮れに不正使用が発覚したカード。

不安になってカードを停止した 結果カード停止に伴い毎月引き落としされていた

教育資金の積み立てが引き落としできなかった。

再発行に時間が掛かり此の儘では今月も引き落とされないのではと昨日

この4月で済む積み立ての支払いを全て済ませてきた。

少ない年金から孫達にしてあげられる大きなお金はこれが最後という思いで掛けて来た。

 

12年前当たり前だが今よりズッと若かった 未だ未だという思いもあったし夢もあった。

何より身体が動けていた。

5世帯になってしまった海辺の町 当時は今の3倍の人達が住み

賑やかさは良い意味での競争があり活気があった。

助け合い補い合う日常で将来に対する不安も少なかった。

 

あれよあれよとという間の人口減少 小さな日本の縮図が此所にも現われて

競争社会に育った団塊世代の一人として感慨深いものがある。

AIが発達して感情のない社会に面白味も温かみも感じない。

便利さを得たが失ったモノの大きさも忘れてはならない。

 

これから先の世界を夢見るが巨額の富を権力にして人間の心のうちまで

支配する社会にしてはならないと思う。