海辺の町から

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

エソのすり身

2020-02-29 15:37:16 | 日記
エソを釣ってきた。
この辺りではヨソと言われている。口がハモのように大きくどう猛で骨が多い
で いつもなら黙って海に戻してしまうけれど 一キロはゆうに超えている。
朝から雨が降り続き せっかく釣ってきたのに申し訳なさもあり
食べたいと言っていたすり身にした。
高級蒲鉾の材料として利用されていて サヨコさんが元気な頃はお任せしていた。
見よう見まねの一念発起 小骨は包丁で叩きあとはフードプロセスサーで
塩卵小麦粉と少量の砂糖を隠し味に加え粘りが出るまで何度も何度も攪拌する。
其れを冷蔵庫で寝かせ 油で揚げて白身天に つみれ汁に 
あとは蒸して蒲鉾にしてワサビ醤油で頂いた。
手を加えたら立派な食材になるのに
見す見す廃棄していたことに大いに反省
残ったすり身は冷凍保存し 又いつか食べましょうか。

そこに春が

2020-02-26 21:46:17 | 日記
昨日今日と暖かさに誘われ ちょっぴり畑仕事を
一寸空豆の勢いが素晴らしく 元気そうな脇芽だけをと思いながらも
つい欲がでて整枝せず仕舞い グルリと紐で3週し頑丈に補強を
先日植えたほうれん草も大根も10㎝ほどに生長しています。 
春菊は青々とし 鍋の時季に活躍しても尚毎日の食卓を飾ってくれています。
サニーレタスは節分のサラダ巻きに大いに役立ち
以来二度もサラダ巻きを作っては近所にお裾分け
キャベツの芽出しに失敗した私にはご近所さんからキャベツの定期便が
足らない物を補い合っての日々です。

ここ数日の暖かさで例年より半月程早く山桜がさいています。
山には八朔や甘夏が出番を待ち
道端には石蕗を採る人達で 賑わっています。



スイミング教室

2020-02-22 21:23:36 | 日記
釣り好きな小2の孫に
もしもの時の為に泳ぎを覚えていたら役に立つだろうと
小さな時から 隣町のスイミング教室に週3回通っている。
息子宅に用事があり丁度スイミングに出掛けるところだったので初めて同行した。
暮れかかり始めた5時半から6時半迄の1時間 
昨秋昇級試験に合格したらしく 大きな子達の中に混じって
クロールに背泳ぎ 平泳ぎと25メートルプールを何度も何度も行ったり来たり
大きな子達を追っていた。
おとなしい男の子なのでじじばばは心配していたが
懸命に頑張っている姿に安堵 ガラス越しに見る孫は頼もしくさえ思えた。
ドップリと暮れていた隣町をあとに帰路についた。

背高泡立草

2020-02-20 14:51:30 | 日記
ひな壇に立つ当地は不便さから車道に近い場所へと下りて
残された家は空き家となり 我が家も二軒空き家となっている。
住む人の絶えた家には草が蔓延り 春の訪れと共に草の勢いは増し
背高泡立草に成ると人間の背丈程になる。
空き家の朽ちるのは早く
家族の営みはこの中には在り 歴史を刻んだ人は今は無く
便利さを求めて田舎をあとにした人々は
懐かしさは有っても住もうとはしない 其れが現実です。

芥川賞の 背高泡立草 を読んだ。
使われなくなった納屋の周りの草刈りのため島を離れた主人公が
親族と共に九州の島に集う。
刈っては生える草刈りの意味を見いだせずにいる。
島に住む祖母が納屋を草で蔓延らせてはいけないと 共に一族の歴史を埋没させないために
生えた草が親族を集わせてくれていると。
 
当地も背高泡立草状態
法事を兼ねた草刈りに集う人は希で
墓守も無く寂しい侘しい空き家もある。
我が家も果たして五十年先百年先どうなっているか分からない。
背高泡立草で覆われているのだろうか。

一寸空豆

2020-02-14 13:55:01 | 日記
南国の地にあってしかも暖冬と 暖かさの二重奏です。
昨年の秋種をまいた一寸空豆の花が盛りと スイトピーの花のような
可憐な花が咲いています。
背丈は80㎝程になり キュウリのネットを利用して横に広げ 
その間を空豆にすり抜けてもらい あとは支柱で保護
先日の春一番にもめげず グングン育っています。
三年前始めて一寸空豆を育て お裾分け出来るほどの収穫に気をよくし
以来そだてています。連作を嫌うので来年になると
菜園一周達成です。面白いほど莢を付け
空に向かっていた莢が収穫時期にはだんだん下向きにと
育てていると自然界の不思議に出くわすことが沢山有り
子どもの頃抱いていた 何故どうしては未だに続いているようです。