黄砂で太陽が霞んでいます
色違いのツツジが咲いています
今ミャンマーで何が起こっているのか
私の世代はビルマがなじみ深かったのですが
軍事クーデターによって実権を握った軍部は民主的に選ばれた政権を認めず
恐怖政治と弾圧に因って国を掌握しようとしている。
もう国内問題として捉えるべきでは無いような気がします。
以前ロヒンギャ問題でアウンサンスーチー政権の執った対応に
少なからず不満を抱いていたけれど
今にして思うに軍部の圧力が政権を握った後まで続いていたのかと
独裁国家を憂いた若者達が命を賭けて戦っている。
この様な状態 世界中の人達はどう行動を起こせば良いのだろうか
傍観者であってはいけない気がする。
ミャンマーにあって言論の自由は無く軍部に都合の悪い事は
国家転覆罪として捕らえ問答無用に国民に銃口を向けている。
以前愛媛出身のフォトジャーナリストの長井健司さんが
群衆のデモを撮影中至近距離から政府軍兵士の銃弾を浴びた
未だもって遺品が戻されていない現実
この国は自国民を何処に向かわせようとしているのか
日本はODAの新規案件採択を当面停止する処置を執ってはいるものの
継続中の案件は別という
アジアには強権国家の国が多く内政不干渉の態度を取っているが
最大の支援国でもある日本 何とか解決の糸口を掴む努力を惜しまないで欲しい
待ったなしのように思えてならない
鶯の鳴き声に癒やされても
黄砂で覆われた空のような気分です。