8時半の今朝
お昼前雪がチラついてきました
我が家の暖房は主に炬燵に時折付けるエアコン。
場所を取る炬燵は考え物だが 炬燵の良さも在ると思っている。
東北で過ごした幼かった頃の暖房は炬燵だった。
8人家族の大所帯 社宅一の大家族だった。
部屋の真ん中に特注の掘り炬燵を設えてそれが唯一の暖房だった気がする。
炬燵に家族が集い百人一首に将棋 母が父が上の句を読んで好きな下の句を手前に置いて札を取る。
少し歳がいくと親を真似て百人一首に抑揚を付けて読み手となって。
100首諳んじるに時間は掛からなかった。
暖かな日には炬燵に机を並べて卓球に興じ
雪が積もると社宅玄関前の空き地にカマクラを作り高くない滑り台も作って遊んだ。
かくれんぼの隠れ場所にもなった掘り炬燵 直ぐに見つかると分かっているのに隠れた。
炬燵が無かったら皆が集う事も少なかったかも知れない 思い出を沢山作ってくれた炬燵。
多感な時期の息子達との会話も炬燵が繋げてくれていた。
そんな思いもあって冬が来ると相変わらず炬燵を出している。
雪が降ってきた 炬燵で会話が紡がれていく。