英会話BOX 第2章

新潟の国際化のため、世界平和のために活動しています。

日本人の英語

2016-12-21 06:04:29 | 代表の昔の日記(2020年より前)
最近講師の役割を入れながら講師や活動をさせて頂くことが増えて来ました。
その中で多種多様な英語に関する質問を受けております。

簡単そうに聞こえる質問ほど、英語の本質についてを問うているものが多く、
その都度頭がフル回転しても上手い回答を導き出せない状況に陥ることがありました。

自分の英語学習を振り返ってみると、英語を話す、英語を読む、英語を書く、英語を聞く と言う点において、
本質を学習する前にそれらを処理するためのある種の簡易な実用な英語を身に着けることに集中してきたのだと理解しております。

つまりは、英語の本質をほとんど見てこなかったことが明らかであります。

最近、寝床の近くに購入したのに読んでいなかった本、途中まで読んでいた本を山積みにして少しでもこの未読状態を打開しようと思っておりました。

その中で小さく赤い本があり、それが、「日本人の英語 (岩波新書) 新書 – 1988/4/20」であります。

この本は、おそらく10年以上前に雑誌か何かで良い本だということを知り、購入したと記憶しています。

当時購入してパラパラめくり読もうとした所、この本に書いてあることが難解であることをすぐに知り、ギブアップしてしまいました。
この本には、そんな苦い思い出があったのですが、久しぶりに勇気を出して本を開いていました。

そうすると、購入当時に感じた印象と全く異なる世界が広がっていることが分かりました。
冒頭で書かせて頂いた英語の本質に迫る記述が丁寧に書かれていたからです。

私が英語で苦手とすることは、大きく分けて二つあります。発音と文法です。
前者の発音は、克服するのは相当難しいと常に感じています。
文法も発音同様苦手意識を払拭するには、相当な時間と努力が必要だと思っています。

ただしこの2つを比べた時に、自分の中では英語の本質に迫る文法の方がそれでもまだ私にとっては取りかかり易いと感じています。

講師となって英語をお伝えするのであれば正確な情報を伝えなければいけません。
そして、多様な質問にもわかりやすくお答えできるようなスキルを磨かなければいけません。
多様なニーズに応えることができる講師を目指したいです。

皆さまから頂く質問の一つ一つが私にこれらの思いを抱かせてくれました。
地道に継続して行き、2017年には、もっとうまく講師が出来るようになりたいです。


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