2020/7/10
「歴史は諸説あり ゆえにおもしろい」 つれづれ思うこと
歴史認定において、諸説ある点がおもしろい。特に古代史においては、一番面白い時代である。
ヤマト王権がヤマト王権の都合の良い歴史書『日本書紀』を作らせ、その記述内容が現在においても、大きな影響をもたらしている。
『日本書記』に書かれていない、むしろあえて書こうとしなかったことがあるとのことである。『日本書記』の記述者たちは、(但馬・丹波・丹後=丹後王国)との関係・かかわりを書こうとしていないのだ。丹後王国とヤマト王権とのかかわりを抹消してしまったようである。
丹後地方には弥生時代から古墳時代にかけての遺跡・古墳が多い。ヤマトよりも前に栄えていたことは事実だ。
にもかかわらず、日本書紀には但馬・丹波・丹後とのかかわりは書かれていない。
なぜだろうか?
古代の歴史のおもしろい点(謎)は、ここにある。
邪馬台国はどこにあったのか? この謎は江戸時代から論争が続いている。確たる証拠も出ていないので、今でも論争している。この点も、おもしろい。
徳川家康はどこで死んだのか?
堺観光ボランティア協会での考え方(ガイドのマニュアル)では、1615年の「大阪夏の陣」で亡くなったとガイドしている。(諸説ある中での一つとして採用している。)私個人も、この説を信じている。
そして葬られた場所は堺のお寺「南宗寺」であると、ガイドしている。
教科書には「大阪夏の陣」の1年後(1616年)に駿府城で食あたりで亡くなったということになっているが…。毒味をしっかりしていたのに? と疑っている。教科書は嘘も書いている場合がある。
と、まあ、「歴史は諸説あり」だから、おもしろい!
千利休の死に関しも疑ってかかる必要がある。
もっとも、こちらの方は堺観光ボランティア協会のマニュアルに沿った、一般的な案内をしている。私個人の考えを(ガイドするときは)口に出していない。
私個人は(ガイドでは言わないが)、千利休は切腹して死んでいないという説を推している。千利休と入れ替わった人物がいて、その人物が切腹をし、その遺体が京都の街中にさらされた、という説がある。
豊臣秀吉は、千利休の遺体を見ていない。(あえて、見ようとしなかったという記録がある。)
名前を変えて生き延びた千利休は、ほとぼりが冷めたころに九州で豊臣秀吉と再会し、茶の湯を楽しんだようだ。
そういう説があるので、その説を推している今日この頃です。
話は戻りますが、「邪馬台国は越前にあった」という説があり、最近は、現地探索をしてみたいと思っています。福井市内に「卑弥呼の墓」と考えられる円墳(らしきもの)があるようです。
福井県三国港周辺は弥生時代後期に栄えた地ですので、邪馬台国の時代とも一致している。福井平野には遺跡や古墳なども多い。実地見学してみたいところです。
とにかく、歴史は諸説あり。おもしろいです。
(柏獅子さんの問いかけに答えになっていないかも?)
ヤマト王権がヤマト王権の都合の良い歴史書『日本書紀』を作らせ、その記述内容が現在においても、大きな影響をもたらしている。
『日本書記』に書かれていない、むしろあえて書こうとしなかったことがあるとのことである。『日本書記』の記述者たちは、(但馬・丹波・丹後=丹後王国)との関係・かかわりを書こうとしていないのだ。丹後王国とヤマト王権とのかかわりを抹消してしまったようである。
丹後地方には弥生時代から古墳時代にかけての遺跡・古墳が多い。ヤマトよりも前に栄えていたことは事実だ。
にもかかわらず、日本書紀には但馬・丹波・丹後とのかかわりは書かれていない。
なぜだろうか?
古代の歴史のおもしろい点(謎)は、ここにある。
邪馬台国はどこにあったのか? この謎は江戸時代から論争が続いている。確たる証拠も出ていないので、今でも論争している。この点も、おもしろい。
徳川家康はどこで死んだのか?
堺観光ボランティア協会での考え方(ガイドのマニュアル)では、1615年の「大阪夏の陣」で亡くなったとガイドしている。(諸説ある中での一つとして採用している。)私個人も、この説を信じている。
そして葬られた場所は堺のお寺「南宗寺」であると、ガイドしている。
教科書には「大阪夏の陣」の1年後(1616年)に駿府城で食あたりで亡くなったということになっているが…。毒味をしっかりしていたのに? と疑っている。教科書は嘘も書いている場合がある。
と、まあ、「歴史は諸説あり」だから、おもしろい!
千利休の死に関しも疑ってかかる必要がある。
もっとも、こちらの方は堺観光ボランティア協会のマニュアルに沿った、一般的な案内をしている。私個人の考えを(ガイドするときは)口に出していない。
私個人は(ガイドでは言わないが)、千利休は切腹して死んでいないという説を推している。千利休と入れ替わった人物がいて、その人物が切腹をし、その遺体が京都の街中にさらされた、という説がある。
豊臣秀吉は、千利休の遺体を見ていない。(あえて、見ようとしなかったという記録がある。)
名前を変えて生き延びた千利休は、ほとぼりが冷めたころに九州で豊臣秀吉と再会し、茶の湯を楽しんだようだ。
そういう説があるので、その説を推している今日この頃です。
話は戻りますが、「邪馬台国は越前にあった」という説があり、最近は、現地探索をしてみたいと思っています。福井市内に「卑弥呼の墓」と考えられる円墳(らしきもの)があるようです。
福井県三国港周辺は弥生時代後期に栄えた地ですので、邪馬台国の時代とも一致している。福井平野には遺跡や古墳なども多い。実地見学してみたいところです。
とにかく、歴史は諸説あり。おもしろいです。
(柏獅子さんの問いかけに答えになっていないかも?)
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2020/6/9
「日本と外国との比較」 つれづれ思うこと
今日は話題を変えてみました。
以下は、ある資料です。日本の諸問題を考えるための参考データ。(ネット情報より)
【アメリカは先進7か国のなかで最も経済成長率と生産性が高いにもかかわらず、実に国民の40%以上が貧困層および貧困層予備軍に属しているとされています。
また、失業率はコロナ前には50年ぶりの低水準にあったにもかかわらず、労働者の60%は短期契約などの非正規雇用で不安定な生活を強いられているのです。
アメリカのメディアでよく引き合いに出されるFRBの統計では、アメリカ人の成人の50%近くが400ドル(約4万3千円)の突発的な費用を支払える貯蓄がないと回答しています。就職しても学生ローンを返済できずに、破産や離婚に追い込まれるケースが当たり前の出来事になっています。
それに加えて、生産性の向上を目的に病院の統廃合が進み競争がなくなった結果、医療費が高騰し、国民の4人に1人は病院に行きたくても行けないといわれています。
国民の10人に1人が無保険の状態にあり、高額な医療費を払えないために年間50万人が破産するという厳しい状況にあります。(なお、イギリスでは国の医療制度がコロナ前から破綻しかけており、急患で運ばれた患者が医療を受けられずに死亡するというケースが珍しくはありません)
これらの事実を鑑みて、日本の生活水準や社会保障制度がアメリカ(やイギリス)に劣っているといえるのでしょうか。】
以上のデータは、現代アメリカの現実なのでしょう。日本はこれほどひどくはないと思うのですが、このまま自民党政権が続く限り、日本もアメリカのようになるように思われます。
今回、コロナ問題で、日本の貧困層の問題が表面化しています。「アメリカ人の成人の50%近くが400ドル(約4万3千円)の突発的な費用を支払える貯蓄がない」という状況は、日本でもこれに該当する家庭はあるようです。
歌舞伎町で働いている若者たちにも、貧富の差がかなりあるようです。コロナに感染していても、だれにも相談できずに困っている状況の若者がいるとの情報です。それも、かなりの数らしい。
東京は日本の中心で、いろいろな人が集まってきています。大阪もそうですが、東京は比べ物にならないぐらいの状況でしょう。超リッチな若者がいる一方で、貧困で苦しんでいる学生・非正規労働者・地方出身者で事情があって地元には戻れずに東京に住み着いている若者たちなど、「アメリカ並みの貧困層」が増えているようです。
やはり、自民党政権は「金持ち優遇政策」を続けてきた結果が、現在の状況を招いていると考えられます。選挙になれば、自民党に票を入れる若者たち。「自業自得」と言えるかもしれませんが、若者たちがしっかりと考えて投票行動をしてほしいものです。
さらに、以下のデータを参考にして、考えてください。
ネットの情報のコピーです。
【 「他国と比べると日本には貧困層はあまりいない」と思っている人も多いように思いますが、実はそうではありません。日本の社会では、しばらく前から、さまざまな側面での二極化が進行し、貧困率も上昇しつつあります。
「貧困率」という言葉はこれからもよくお目にかかると思いますが、2種類の「貧困率」があるので、何かを読むときにも区別する必要があります。幸せ経済社会研究所サイトの「キーワードコーナー」の解説を引用します。
貧困率とは、どれくらいの割合の人が貧困状態にあるのかを表す数値です。貧困には大きく分けて2種類あり、先進国の貧困を表すのによく使われるのが相対的貧困、発展途上国の貧困を表すのによく使われるのが絶対的貧困です。
相対的貧困率は、国民の所得の中央値(所得の低い額から順番に並べたときにちょうど真ん中の額)の半分未満の所得しかない人々の割合を示すものです(*1)。つまり、この場合の貧困層とは、国民の大多数の人よりも貧しい人々のことを指しています。OECDのFactbook2010(2000年代半ばのデータ)によると、当時のOECD加盟国30カ国のうちで、相対的貧困率がもっとも高かったのはメキシコ(約18.5%)、2番目がトルコ(約17.5%)、3番目は米国(約17%)、そして日本は4番目(約15%)でした。逆に貧困率がもっとも低かったのはデンマーク(約5%)でした。
この「データのつながりを読む」コーナーの「日本は平等な社会? 不平等になりつつある?」では日本の社会の中で格差が広がりつつある状況を見ました。「貧困率が高く、格差が広がりつつあるのが日本の社会なのだ」と私たちの認識を改める必要があります(この認識を共有して、みなで必要な手立てを進めていく必要があります)。 】
以上、長いデータのコピーでしたが、参考になるデータだと思います。
先進国と言われているG7の国々の比較で考えますと、相対的貧困率1位がアメリカで、2位は日本なのです。
日本では、20代から30代の若者たちと、母子家庭の多くと70代以上の高齢者が「貧困層」を占め始めています。いろいろなデータがこのことを物語っています。
日々のニュースもこの現実と関係があるようです。
日本は「絶対的貧困者」こそ少ないが、「相対的貧困者」はアメリカの後を追うように増加しているのです。これが、進行中の現実です。
とにかく、アメリカのマネやアメリカの言うことを「ポチのごとく」きくことは早急にやめるべきです。
引用が多くなりましたが、今回はここまで。
以下は、ある資料です。日本の諸問題を考えるための参考データ。(ネット情報より)
【アメリカは先進7か国のなかで最も経済成長率と生産性が高いにもかかわらず、実に国民の40%以上が貧困層および貧困層予備軍に属しているとされています。
また、失業率はコロナ前には50年ぶりの低水準にあったにもかかわらず、労働者の60%は短期契約などの非正規雇用で不安定な生活を強いられているのです。
アメリカのメディアでよく引き合いに出されるFRBの統計では、アメリカ人の成人の50%近くが400ドル(約4万3千円)の突発的な費用を支払える貯蓄がないと回答しています。就職しても学生ローンを返済できずに、破産や離婚に追い込まれるケースが当たり前の出来事になっています。
それに加えて、生産性の向上を目的に病院の統廃合が進み競争がなくなった結果、医療費が高騰し、国民の4人に1人は病院に行きたくても行けないといわれています。
国民の10人に1人が無保険の状態にあり、高額な医療費を払えないために年間50万人が破産するという厳しい状況にあります。(なお、イギリスでは国の医療制度がコロナ前から破綻しかけており、急患で運ばれた患者が医療を受けられずに死亡するというケースが珍しくはありません)
これらの事実を鑑みて、日本の生活水準や社会保障制度がアメリカ(やイギリス)に劣っているといえるのでしょうか。】
以上のデータは、現代アメリカの現実なのでしょう。日本はこれほどひどくはないと思うのですが、このまま自民党政権が続く限り、日本もアメリカのようになるように思われます。
今回、コロナ問題で、日本の貧困層の問題が表面化しています。「アメリカ人の成人の50%近くが400ドル(約4万3千円)の突発的な費用を支払える貯蓄がない」という状況は、日本でもこれに該当する家庭はあるようです。
歌舞伎町で働いている若者たちにも、貧富の差がかなりあるようです。コロナに感染していても、だれにも相談できずに困っている状況の若者がいるとの情報です。それも、かなりの数らしい。
東京は日本の中心で、いろいろな人が集まってきています。大阪もそうですが、東京は比べ物にならないぐらいの状況でしょう。超リッチな若者がいる一方で、貧困で苦しんでいる学生・非正規労働者・地方出身者で事情があって地元には戻れずに東京に住み着いている若者たちなど、「アメリカ並みの貧困層」が増えているようです。
やはり、自民党政権は「金持ち優遇政策」を続けてきた結果が、現在の状況を招いていると考えられます。選挙になれば、自民党に票を入れる若者たち。「自業自得」と言えるかもしれませんが、若者たちがしっかりと考えて投票行動をしてほしいものです。
さらに、以下のデータを参考にして、考えてください。
ネットの情報のコピーです。
【 「他国と比べると日本には貧困層はあまりいない」と思っている人も多いように思いますが、実はそうではありません。日本の社会では、しばらく前から、さまざまな側面での二極化が進行し、貧困率も上昇しつつあります。
「貧困率」という言葉はこれからもよくお目にかかると思いますが、2種類の「貧困率」があるので、何かを読むときにも区別する必要があります。幸せ経済社会研究所サイトの「キーワードコーナー」の解説を引用します。
貧困率とは、どれくらいの割合の人が貧困状態にあるのかを表す数値です。貧困には大きく分けて2種類あり、先進国の貧困を表すのによく使われるのが相対的貧困、発展途上国の貧困を表すのによく使われるのが絶対的貧困です。
相対的貧困率は、国民の所得の中央値(所得の低い額から順番に並べたときにちょうど真ん中の額)の半分未満の所得しかない人々の割合を示すものです(*1)。つまり、この場合の貧困層とは、国民の大多数の人よりも貧しい人々のことを指しています。OECDのFactbook2010(2000年代半ばのデータ)によると、当時のOECD加盟国30カ国のうちで、相対的貧困率がもっとも高かったのはメキシコ(約18.5%)、2番目がトルコ(約17.5%)、3番目は米国(約17%)、そして日本は4番目(約15%)でした。逆に貧困率がもっとも低かったのはデンマーク(約5%)でした。
この「データのつながりを読む」コーナーの「日本は平等な社会? 不平等になりつつある?」では日本の社会の中で格差が広がりつつある状況を見ました。「貧困率が高く、格差が広がりつつあるのが日本の社会なのだ」と私たちの認識を改める必要があります(この認識を共有して、みなで必要な手立てを進めていく必要があります)。 】
以上、長いデータのコピーでしたが、参考になるデータだと思います。
先進国と言われているG7の国々の比較で考えますと、相対的貧困率1位がアメリカで、2位は日本なのです。
日本では、20代から30代の若者たちと、母子家庭の多くと70代以上の高齢者が「貧困層」を占め始めています。いろいろなデータがこのことを物語っています。
日々のニュースもこの現実と関係があるようです。
日本は「絶対的貧困者」こそ少ないが、「相対的貧困者」はアメリカの後を追うように増加しているのです。これが、進行中の現実です。
とにかく、アメリカのマネやアメリカの言うことを「ポチのごとく」きくことは早急にやめるべきです。
引用が多くなりましたが、今回はここまで。
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