・虎鱚 とらぎす
トラギス科、本州中部以南の沿岸海域、砂泥地に生息する。全長18cm、やや菱形、体色は赤褐色で背鰭、腹ビレがひらめのようにひらひらしている。顔に青色の線が4、 5本見える。同じ仲間で体側に鞍を掛けたような4つの黒いV字型が浮かび出ているのが鞍掛(くらがけ)虎鱚といわれる。スズキ目であるが、鱚はキス科で科が異なる。
6~8月にかけてを旬とし白身で淡白で、主に天ぷらに用い、練り製品の原材料ともする。
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