・フェニルアラニンPhenylalanine ふぇにるあらにん
1881年に発見し、微かに苦味が感じられ水に溶けにくく多くの食材の蛋白質中に存在する芳香族アミノ酸。
人体で合成しないアミノ酸であり必須アミノ酸のひとつ。チロシンは、フェニルアラニンの酸化生成物でフェニルアラニンがないと合成できないのでチロシンよりフェニルアラニンへの体内での変化は起こらない。
神経機能に作用し神経伝達物質として脳の活性化に働く。アミノ酸を正常に活性化させるためには、さらにビタミンB群、C、カルシウムなどの必要量を確保することが重要。
たんぱく質中に広く存在し最小必要量として15~20mg/1kg/1日程度だが、必要量に不足の必須アミノ酸があると、そのアミノ酸のために栄養が制限されてしまうので必須アミノ酸が必要量そろっていることが重要となる。
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