・福寿草 Adonis amurensis ふくじゅそう
キンポウゲ科、北海道、本州、四国などの山地に自生する多年草で早春雪解けとともに新芽を出し何よりも先に光沢のある鮮黄色の花をつけて春の到来を知らせる。「福寿草」という名前が示すように縁起の良い花として、鉢植えなどがお正月に飾られ別名ガンジツソウ(元日草)ともいい1月1日の誕生花でもある。
毒草だが多くの園芸種があり栽培もしている。日本のフクジュソウの仲間にはこのほかにキタミフクジュソウとエダウチフクジュソウがある。 フクジュソウは全草に強心配糖体シマリンCymarinを含み根は強心利尿薬として用いられる。
しかし新芽をフキノトウと間違え口にすると嘔吐、下痢、ケイレン、呼吸困難、麻痺などの中毒おこし死亡することがある。
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