◇椿Camellia つばき
ツバキ科、秋にはゴルフボールぐらいの大きさの実が成って、その実が弾けて種が落ちる。ヤブツバキは日本固有の品種で、北海道を除く日本のほぼ全域で自生する
が伊豆諸島や九州南部を主産地とする。
古くから庭木として親しまれ、種子からの油は平安時代の頃から貴重な薬用、食用、灯
用油として使われて来た。
ツバキのヤブツバキ種の種子から搾取する含有量30-40%で油は、不乾性油で高価で一般に頭髪用、スキンケアに用いている。
搾油した淡黄色のそのままの油ではサポニンを含み食用としがたく、水洗い、アルカリ
で精製し淡白で美味で料理に使う。
比重0.915-0.918、融点-15~-21℃、けん化価188-196、ヨウ素価83-90であり、一価不飽和脂肪酸(オレイン酸85%)、多価不飽和脂肪酸(リノール酸4%)、飽和脂肪酸(ステアリン酸2%、パルミチン酸8%)、その他で占める。
▼椿まつり
伊豆大島椿まつり2023年1月29日〜2023年3月26日 冬まで開催予定です。竹芝から約80kmの東京都大島町最大の観光行事であり昨年の台風被害を乗り越え、300万本の椿が今年も変わることなく咲きそろい1956年から毎年行われる祭りです。
伊豆大島が椿一色に染まる恒例の「椿まつり」は、大島公園内の椿プラザ(9:00-15:30)をメイン会場に、「大島民謡」や、「あんこ(姉さま)の手踊り」など伊豆大島の郷土芸能、伝統衣装を着て、あんこ娘になった参加者の中から椿の女王コンテスト、伊豆大島ジオパーク展、屋台の出店といったイベントを島内各地で実施するなど、島をあげて"まつり"を盛り上げています。
大島特産品を使った、焼きたての牛乳煎餅、饅頭、青唐辛子ラーメン、明日葉そば、べっこうずし、名産の椿油や大島紬などがあります。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります