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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[鍋物]食生活について語ろう

2022年01月22日 | 美容ダイエット

🍲鍋物Hot pot/ Food cooked in a pot  なべもの 
 今の季節には、体の暖まる鍋料理が似合います。鍋で煮ながら食べる温かい一品料理として調理の手間が少なくて済み家族団らんで鍋をつつきあいながら頂きます。材料として動物性、植物性と食品を取り混ぜ使われる食材も多く栄養的にバランスよく取りやすさがあります。
主に底の浅い平鍋を用いています。
主な鍋物について調べました。

◇ちり鍋:明治の初め刺身の食べられない外人が刺身を煮立った湯の鍋に入れ魚がちりちりに縮むことから、ちり鍋といわれるようになったといいます。魚介類、豆腐、みつば、春菊、大根、椎茸の野菜類を味付けしないで茹でながら酢醤油でいただきます。魚介類は、主に白身の鱈、フグ、牡蠣、鯛、蟹などです。


◇水炊き:若鶏の鍋物のことをいいます。長崎、博多地方で始まった料理といわれています。本来は骨ごとぶつ切りにした鶏肉をよく煮て、薬味の刻みネギ、唐辛子と共にポン酢醤油をつけて食べられていました。その後鶏は出し取りとしてもよく、好みの野菜を加えるようになったようです。関西では、まず鍋に水を張って昆布を敷き、そのままひと煮立ちさせてから食材入れます。
※ポン酢:オランダ〔和蘭〕語でポンスPonsの柑橘類の果実酢、ダイダイ酢のことといわれています。


◇湯豆腐:鍋に出し昆布を敷き、出し汁として、煮立ってきたら食べやすい大きさに切った豆腐入れ、浮き上がってきたら取り出し、薬味(おろし・刻みネギ・花がつお)、好みの調味料〔醤油に土佐節(カツオ節)を削り入れひと煮立ちせこしたもの・ポン酢など〕の入った受け皿にとっていただきます。


◇しゃぶしゃぶ:北京鍋料理のサンズイ+刷羊肉(シュアンヤンロウ)がもとになっています。それ以前 は遠く蒙古から伝わったといわれ戦後に中国より日本に伝わるとおもに牛肉を用い昭和30年ごろに「しゃぶしゃぶ」の名が付き、広く全国に行き渡ることになったようです。
スープは、だし汁または白湯(しらゆ・さゆ・ぱいたん)で牛肉のほかに豚肉、イカなど薄くスライスして使われます。他にチンゲンサイ、椎茸、春雨、豆腐などしゃぶしゃぶして、薬味にラー油、もみじおろし、ごまだれなどが使われています。


◇寄せ鍋:始めから煮出し汁、調味料と共に煮ながら鶏、魚介、野菜、ギンナン、焼き豆腐、ちくわ、ハンペン、かまぼこなどとともに、椎茸をよく用いています。地方毎に出汁や具材が異なり、多様な種類が存在し楽しみ鍋の別名があります。
&石狩鍋:鮭が入ります。
&きりたんぽ鍋:ご飯をすり鉢でつぶし、大串に穂のような形に塗りつけ焼いたものが入る秋田名物です。きりたんぽとは、串に塗った米が稽古用の槍につける綿を丸めて布で包んだ短穂を指し、短穂槍の「たんぽ」のようで、これを切って使うことからといいます。
&あんこう鍋:茨城名物です。
&スッポン鍋:主に関西で血を出し内臓を取り出し甲羅、爪、膀胱、胆のう以外はすべて食べられることから「まる鍋」とも呼ばれます。土鍋に酒、塩、薄口醤油で味が整えられます。
&キムチ鍋:キムチとは、朝鮮における伝統的漬物のことですが、野菜を漬け込むときに使われる薬味の旨みを利用して食材を煮ながら頂きます。

&おでん(御田):田楽(でんがく)の女性用語として使われていたようです。本来は、豆腐を串に刺し味付け味噌を付けて食べるのが普通でしたが、最近では、始めから煮出し汁、調味料と共に煮ています。魚の練り製品が多く、他には大根、人参、八つ頭、コンニャクなどが使われてます。
&ちゃんこ鍋:江戸時代に長崎に巡業した力士により中華鍋の「チャン(中)クォ(鍋)」の料理法を取り入れた説が有力視しています。
さらに父(チャン)と子(コ)で食べるからとも言われているようです。鍋に野菜、魚介類、肉類などぶつ切りにして鍋に入れて煮込んだ寄せ鍋です。
&ちゃんぽん:長崎特有の料理で中華麺(ちゃんぽん玉)を主として、野菜、魚介類、肉類を加えた寄せ鍋風料理です。
&すき焼き:牛肉を鉄鍋で焼いてから好みの野菜ととともに煮て食べます。鍋で肉の油身を焼いて溶かし、肉を焼いてから酒、砂糖、醤油を入れ、次に白滝、焼き豆腐、春菊、ネギ、白菜などを加えます。受け皿に生玉子を溶かして置き、卵を付けながら食べます。
&土手鍋:味噌で味付けする料理で、主に広島で牡蠣が用いられています。他に焼き豆腐、セリ、ネギが使われ味噌、酒、煮出し汁、砂糖で味付けされた調味液の中で煮ながら頂きます。

当初は、最初に土鍋の周囲に味噌を土手のように塗りつけてから食材を加えていたことから土手鍋と名前が付けられたといいます。
&はまなべ(蛤鍋):はまぐりに、焼き豆腐、ネギ、三つ葉を用い、味噌、又は塩味としたものです。川崎大師の江戸前(金沢八景産)の味噌仕立てが知られます。

寄せ鍋として他にも豆乳鍋、トマト鍋など珍しい鍋が次々に登場しています。

 

11月7日は、イイナベの語呂とこの日が「立冬」(11月7日頃)になることが多いことから、鍋の日に制定しています。メーカーのヤマキ株式会社で鍋料理に欠かせないつゆなどを作っている会社で制定しました。
鍋物は、しっかり味付けしたものと、単に茹で上げ付け汁(調味液)でいただくものとに2分されるようです。鍋物を食べ終えたら、美味しいだしが残っているので、おじやとも言い、雑炊、リゾットRizottoの味付け粥を作ることが多くなっています。

博多名物としても知られる「水炊き」は、軍鶏(しゃも)鍋(東京)、かしわ鍋(京都)、キリタンポ(秋田)と並ぶ日本の「4大鶏鍋料理」の一つと言われています。

ご飯を入れてさっとほぐし煮立ってきたら溶き卵を回し入れ、火を止め鍋の蓋をして少し蒸らし、刻みねぎなどを加えてひと混ぜし、茶碗にとりわけ刻みのりを散らして頂きましょう。

 

 


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