・ライムLime らいむ
ミカン科、柑橘類で東南アジア、メキシコ、カルフォルニアの熱帯、亜熱帯の地域で栽培し花、果実が年中みられている。
日本での栽培が難しいとしていたが近年2008年頃より松山市(愛媛県)で少しずつ生産を伸ばし収穫時期は、やや小ぶりだがハウスで8月から、露地物で10月中旬から11月上旬を旬としている。
高さ2~5m程の低木で枝に棘があり、果実は長円形で長径5cm、重さ30-150gで果皮は薄く完熟す直前に、もぎ取り薄く緑色、果肉はレモンと同じようで酸味が強く香り、苦味がある。
清涼飲料水、カクテル、輪切りにしレモン同様に料理にも用いている。
果皮より精油しリナロールLinalool、シトラールCitral、リモネンLimoneneを主成分としてアロマオイルなどにも利用する。ライムの果汁100g中で、ビタミンC33mg、クエン酸4~5gを含み疲労回復、喉(のど)の渇きを癒(いや)し、精神安定によい。
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