エステルEster えすてる
アルコールと有機酸(脂肪酸、酢酸など)の酸と結合し水が除かれた化合物を一般にエステルという。
例えば酢酸とアルコール(エタノール)が一緒に合わさって酢酸エチルと水ができ、低級脂肪酸と低級アルコールが脱水反応により生じた低級のエステルであり一般に揮発性で芳香がある。酢酸エチル(果実香)、ギ酸エチル(もも・ラズベリー香)、酪酸エチル(パインアップル)として清涼飲料のエッセンスに利用し、また天然の果実、植物に広く存在している。
高級脂肪酸とか高級アルコールになると分子量が大きくなって揮発しないがために無臭になる。油脂(長鎖脂肪酸とグリセリン)、ロウ(長鎖脂肪酸と長鎖アルコール)もエステルの部類に属する。汚れを溶かす作用が強く溶剤としても使われている。
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